『滋賀県百科事典』によりますと、所在地など城の歴史は「近江八幡市牧町の琵琶湖畔、標高187.8mの小高い孤山にある。城主九里氏は1467~77,年の応仁、文明の乱に戦功をたてた九里美作守賢秀を祖とし、その孫信隆が築城した。1508(永正5)前将軍足利義稙に解官された足利義澄をむかえ、同年8月義晴がこの城で生まれる。しかし佐々木氏の謀略によって1520年(永正17)落城、その5年後に九里氏は佐々木氏にほろぼされた。頂上部に本丸跡、山麓にむかって環状の土塁遺構をのこしてる。(江南 洋)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.121-122,
参考資料:
2 日本城郭大系 11 新人物往来社 1980年 S-5200- 80 p.251-252,
参考資料:
3 日本城郭辞典 鳥羽正雄∥著 東京堂出版 1995年 R-5218-ト,
参考資料:
4 滋賀県中世城郭分布調査 4 旧蒲生・神崎郡の城 滋賀県教育委員会∥編 滋賀県教育委員会 1986年 5B-5200-4,
参考資料:
5 図説中世城郭事典 第2巻 村田修三∥編 新人物往来社 1987年 S-5200- 87,
参考資料:
6 近江輿地志略 全 寒川辰清∥著 宇野健一∥改訂校註 弘文堂書店 1976年 S-2900-734,
参考資料:
7 琵琶湖の浮城 成澤邦正∥著 近江八幡郷土史研究会 1978年 5-2441- 78,
参考資料:
8 近江蒲生郡志 巻8 蒲生郡役所∥編 弘文堂書店 1980年 5-2140-8,
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