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『美意識と神さま』(中央公論社、1981年)に収録されている梅棹忠夫の論考「和と洋」の最後の部分で、「なぜ日本文明が文化的シンクレティズムを拒否するのか、また、これは日本文明だけの固有の特徴か、という問題は稿を改めて論じたい。」とあるが、この問題に関する論考は氏の著作のどれに載っているか。(豊中市立図書館)

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この問題について、改めて論じられた著作は、見つからなかった。 国立民族学博物館図書室に問い合わせたところ、下記の趣旨の回答を得た。 論文発表に継続して研究・調査が為された場合、著作集出版の際にその旨が追記されているが、これについて追記が確認できない。『美意識と神さま』が出版された1981年以降に出版されている図書では、『宗教の比較文明学』(春秋社、1993年)が近い分野かと思われるが、解説部分のみの執筆である。よって、ご質問について引き続き論じている論文や資料はないのではないかと思われる。 回答プロセス:『梅棹忠夫著作集 別巻 年譜 総索引』(中央公論社、1994)および『梅棹忠夫著作目録 1934-2008 国立民族学博物館調査報告 86』(人間文化研究機構国立民族学博物館、2009、当館未所蔵のため吹田市立図書館より借用)を調べたが、該当の論文は判明せず。国立民族学博物館図書室に問い合わせ、回答をいただいた。

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