洞寿院は長浜市余呉町菅並にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「カヤの一材から両手・両足先および足?(ほぞ)をふくめて彫出するまったくの一材造りの像である。像高171.8cm。左手に未敷蓮華(みぶれんげ)をもって、それに右手をそえるようにするのは比叡山横川の観音像と同姿である。背面腰下に「敬白/奉造立勧進秦恒未縁友清原氏女/建保四年歳次丙子漆月日」の墨書があり、建保4年(1216)の造立であることが知られる。(中略)重要文化財。(後略)(井上一稔)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.513,
参考資料:
2 仏像レファレンス事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2009年 R-7180-ニ,
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