寿量院は大津市坂本五丁目にあり、延暦寺の子院の1つです。『大津の文化財』によりますと、概要は「(前略)来迎相(らいごうそう)の観音(かんのん)・勢至(せいし)両菩薩像を脇侍(きょうじ)とする。肉身は金泥塗(きんでいぬり)、着衣には漆箔(しっぱく)を押す。頬(ほほ)の張った若々しい相貌だが、全体として作風には形式化がうかがえる。室町時代の作といわれる。」とあります。また同資料によりますと、像高108.1cm。重要文化財(明治33年4月7日指定)です。カラー写真あり。
参考資料: 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.195,
参考資料:
2 仏像レファレンス事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2009年 R-7180-ニ,
参考資料:
3 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1,
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