『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「近江八幡市船木町の青根天満宮のある丘陵下に古瓦の出土地がある。ここで出土する古瓦は、軒丸瓦では複弁系のものと単弁系のものがあるが、いずれも白鳳時代に属するものと思われる。単弁系のものは、重圏文縁をもつものであるが、内区の弁文と重圏文縁の間に鋸歯文帯があり、他にみられない特異な様式とみるべきであろう。(中略)『近江蒲生郡志』にその完形の拓本がのせられている。残念ながら遺構は不明である。(西田 弘)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.658,
参考資料:
2 近江蒲生郡志 巻7 蒲生郡役所∥編 蒲生郡役所 1922年 S-2140-7,
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