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法蓮寺絹本著色被帽地蔵菩薩像の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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法蓮寺は東近江市五個荘木流町にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)この像は、透明なきれの帽子をかぶった被帽地蔵菩薩とよばれるもので、通例の地蔵像とは像容を異にする。朱の地にこまかい円花文をちらした衲衣(のうえ)をつけ、その上に緑地の袈裟(けさ)を着し、踏割蓮台(ふみわりれんだい)上に立つ。右手に錫杖(しゃくじょう)をもち、左手に緑色の宝珠(ほうじゅ)をもって錫杖柄をささえる。肉身は白色とし、胸前には七宝(しっぽう)の瓔珞(ようらく)をつける。その顔や衣文の輪郭などは、あきらかに異国風で、半島あたりの請来品(しょうらいひん)を写したとおもわれ、精巧なできばえをみせている。制作は鎌倉時代後期とおもわれる。県指定文化財。(上野良信)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.674,

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