長等神社は大津市三井寺町にあります。『大津の文化財』によりますと、概要は「長等神社の入口に、東面して建つ楼門。棟札によると、明治三十七年(一九〇四)五月起工、翌三十八年二月竣工で、設計技師は正七位安藤時蔵、技術員は青池安太郎である。上下の均整が美しく、左右の広がりも適度なすぐれた姿をしている。室町時代の様式にのっとった秀作で、近在に所在する園城寺大門(おんじょうじだいもん)(中略)に倣ったところが多いように思われる。(後略)」とあります。また同資料によりますと、三間一戸、入母屋造、檜皮葺。大津市指定文化財(昭和47年7月1日指定)です。カラー写真あり。
参考資料: 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.67,
参考資料:
2 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1,
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