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廃少菩提寺石造多宝塔及び石仏の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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廃少菩薩寺は湖南市菩提寺にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)石塔は比較的遺品の少ない多宝塔型(初重は方形、上重は円形平面の二重塔)で、高さ4.48m、全形は細高で上重に組物をあらわす二段の持送りが高すぎ、また初重塔身も高すぎ、軒出がすくない。鎌倉時代の1241年(仁治2)の造立である。上重屋根は二段になった、いわゆる錣葺(しころぶき)型としている。相輪は当初のものかどうか不詳。この塔のまわりの石仏もおよそ同じころの作であろう。重要文化財。(近藤 豊)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.565,

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