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円満院紙本著色(しほんちゃくしょく)七難七福図の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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円満院は大津市園城寺町にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)「七難七福図」は「天災の巻」「人災の巻」「福の巻」の3巻からなり、円山応拳(1733~95)によってえがかれた。「福の巻」に1768年(明和5)8月の年紀と応拳の署名があり、また「天災の巻」の序文は円満院56代の門跡、祐常(1723~73)のものであるが、それによるとこの絵巻は3年の歳月をかけて完成したことが知られる。「七難七福図」には応拳の画稿2巻と祐常の注文画稿1巻がついている。写生派の大家応拳が現実の世で起こりうる災難、幸福の世相を克明にえがいている。特に、「天災の巻」はすぐれている。(中略)重要文化財。(石丸正運)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.76-77,

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