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金剛輪寺木造阿弥陀如来坐像の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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金剛輪寺は愛荘町松尾にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「本堂須弥壇上むかって右奥に安置。像高140.9cmの半丈六像である。頭体の幹部は左体側をふくんでヒノキの縦1材からつくり、左肩で左体側部を割矧ぎ、さらに両耳中央をとおる線で前後に割矧いで内刳(うちぐり)をする。漆箔像。像内背面に墨書があり、大仏師近江国講師経円が1222年(貞応元)につくりはじめ、1226年(嘉禄2)に就座したことがわかる。その作風はすでに旧様となった定朝様を踏襲しながらも、顔はやや理知的にひきしまり、髪際線も額中央で少しさがるなど、鎌倉時代の新様式もつけくわえている。(中略)重要文化財。(後略)(佐々木進)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.307, 参考資料: 2 近江文化財全集 下巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-2, 参考資料: 3 仏像レファレンス事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2009年 R-7180-ニ,

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