金剛輪寺は愛荘町松尾にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「金剛輪寺には蓮妙作の慈恵大師(良源)像が2?あり、両像ともにヒノキ材の寄木内刳(よせぎうちぐり)、彩色、玉眼嵌入像で、通途の像容にあらわされている。1286年(弘安9)銘像は像高83.3cm、像内両脚部の墨書に慈父聖霊の往生極楽、一切衆生の平等利益のためとある。もう1?の像は像高84.3cm、像内顔面と両脚部に墨書があり、それによれば、1287年(弘安10)正月につくりはじめ、翌年(正応元)9月に完成している。(中略)重要文化財。(佐々木進)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.307,
参考資料:
2 近江文化財全集 下巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-2,
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