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金胎寺木造四天王立像の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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金胎寺は栗東市荒張にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「本堂須弥壇下左右に安置され、壇上の阿弥陀三尊像を守護する。持国天・増長天の像高は各154.2cm。像の幹部はともにヒノキの一木割矧造(わりはいづくり)で、壇上の両脇侍像と同様である。彩色の?落ははなはだしいが、切金や彩色による文様がみとめられる。像内胸部に墨書があり、2体とも1142年(増長天「永治二年五月十七日」、持国天「康治元年六月十四日)に造立供養され、往生極楽をねがった「僧良与、僧俊賢、物部氏」の名は壇上阿弥陀像内の銘記にもみいだされる。銘記と作風から阿弥陀三尊像とこの2体は同一工房で造像されたといえる。当初四天王像4?がそろっていたかどうかは不明だが、5尊の保存状態の良さからみると、持国・増長の2天を1具として制作したのであろう。重要文化財。(佐々木進)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.308,

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