石坐神社は大津市西の庄にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)本殿には4体の木造神像が祀られています。すなわち天命開別命(あめのみことひらかすわけのみこと)坐像(天智天皇)、木造伊賀采女宅子媛(いがうねめやかこひめ)坐像(弘文天皇生母)、木造彦坐王(ひこいますおう)坐像と木造弘文天皇坐像(大友皇子)の4体である。いずれも重要文化財に指定されている。(中略)木造弘文天皇像は4体のなかでは天智天皇像と同時代の制作と考えられ、平安時代末期の造像で、1木からなる。(後略)(石丸正運)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.58,
参考資料:
2 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98,
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