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西教寺絹本著色(けんぽんちゃくしょく)釈迦如来像の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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西教寺は大津市坂本五丁目にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「西教寺では、この釈迦如来像は「持鉢(じはつ)釈迦如来」とよばれている。すなわち立像の釈迦が、全体に前かがみになり蓮台をふみわらんばかりに足をふみだし、鉄鉢をしっかりともつ姿はまことに動的である。しかも釈迦の背後にある大きな光背までが釈迦にあわせてうごいているようである。この光背には多数の化仏(けぶつ)が極彩色でえがかれている。このような鉄鉢を持つ釈迦来像は、中国の宋代にみられるが、日本ではその遺品は少なく、鎌倉時代を代表する画像である。重要文化財。なお裏書に「奉開眼供養 西教寺常住尊師真叡上人(花押)大永四年二月十五日」とあり、西教寺第4世真叡が1524年(大永4)に開眼供養を執行していることをしめしている。(木村至宏)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.310, 参考資料: 2 仏像レファレンス事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2009年 R-7180-ニ, 参考資料: 3 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98,

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