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西教寺絹本著色(けんぽんちゃくしょく)豊臣秀吉像の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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西教寺は大津市坂本五丁目にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「肖像画は、豊臣秀吉のもとでながく右筆(ゆうひつ)をつとめた山中山城守長俊が、絵師にえかがせ、秀吉の没した1598年(慶長3)の2年後の3回忌にあたり、秀吉追善菩提のために西教寺におさめたものである。(中略)肖像画は、中央に上畳に薄縁(うすべり)をしいて袍衣(ほうえ)をつけた衣冠(いかん)姿の秀吉像をえがく。その上部には社殿のような屋根の軒先、簾(みす)・垂幕(たれまく)を配し、床の壁にはみごとな水墨山水画をみることができる。いわゆる秀吉を神格化した豊国大明神としてえがく典型的な神像様式の肖像画である。さらに上部には、玄圃霊三と惟杏永哲の二人の禅僧が賛辞を記している。(中略)重要文化財。(木村至宏)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.310, 参考資料: 2 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98,

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