石居廃寺は大津市石居一丁目にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)現在、礎石列を持つ東西約10m、南北約8mの土壇が一つのこっているが、これは金堂跡に擬せられている。その他の遺構はほとんど不明で、この土壇の北方約20mの畑地に2個の礎石らしいものが確認されているだけである。この地の出土の遺物は、2~3種類の複弁8葉蓮華文軒丸瓦と重弧文軒平瓦、それに甎仏と塑像片、泥塔などである。大津市指定文化財。(西田 弘)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.289,
参考資料:
2 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98,
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