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大笹原神社境内社篠原神社本殿の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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大笹原神社境内社篠原神社は野洲市大篠原にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「棟札から1427年(応永34)の建築とされており、、室町時代の一間社隅木春日造(いつけんしゃすみぎいりかすがずくり)では県下唯一の遺構である。平面は正面の柱間1.54m、奥行は母屋(もや)1.25m、向拝(こうはい)1.24mで、各柱は礎石上にくまれた土台にたち、木階8級、母屋の正側面に廻縁をつけ、脇障子はなくて組高欄が背面柱にとりつく。母屋柱上に舟肘木(ふなひじき)、向拝柱上は連出三斗(つれみつど)で、繋虹梁(つなぎこうりょう)は向拝柱寄りが水平よりやや低くおさまる。内部は幣軸板扉構(へいじくいたとびらがまえ)で内外陣を区画し、外陣は内法長押(うちのりなげし)の上に横連子(よこれんじ)の欄間を配して、小組格天井(こぐみごうてんじょう)をはるなど、小社ながら細部意匠にも気をくばり、軒の出が深く軽快な感じのする屋根の曲線が美しい。重要文化財。(成瀬弘明)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.105,

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