園城寺は大津市園城寺町にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「1600年(慶長5)の建築。金堂の西側で清水のわきでる泉の岩組をかこった形に東を正面としてたち、正面の柱間数3間で5m、側面2間で3.03m、方柱に長押(なげし)をつけ、正面は格子戸、他の3面は板壁で、正側面の上部に花狭間菱格子(はなざまひしごうし)の欄間を入れ、柱上に出三斗組(でみつどぐみ)、正面中央に竜を彫刻した蟇股(かえるまた)をいれ、屋根は向唐破風造(むこうからはふづくり)で桧皮葺(ひわだぶき)。意匠のすぐれた桃山建築である。重要文化財。(成瀬弘明)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.135,
参考資料:
2 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98,
参考資料:
3 滋賀県文化財目録 平成15年度版 滋賀県教育委員会文化財保護課∥編集 滋賀県教育委員会 2004年 SB-7000-03,
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