園城寺は大津市園城寺町にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)秀吉が奈良県比曽寺の塔を伏見城に移建し、さらに1601年(慶長6)家康が園城寺の唐院の一画に移建したものとつたえる。総高25.15mあり、県下に残存する三重塔7基中もっとも規模が大きく、木割も太くて南北朝ころの建物とみられている。心柱は当代の通例のとおり初重の折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)の上で支承されている。重要文化財。(成瀬弘明)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.138-139,
参考資料:
2 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98,
参考資料:
3 滋賀県文化財目録 平成15年度版 滋賀県教育委員会文化財保護課∥編集 滋賀県教育委員会 2004年 SB-7000-03,
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