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延暦寺常行堂および法華堂の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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延暦寺は大津市坂本本町にあります。『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「(前略)西塔の法華堂は825年(天長2)に、常行堂は893年(寛平5)に創建され、以後焼失・再建のくり返しが記録にみられるが、1571年(元亀2)焼失後1595年(文禄4)転法輪堂とともに再建されたのが現在の両堂で、転法輪堂正面の高い位置に南面してたつ。両堂とも正側面の柱間数5間で、12.33m四方の正方形平面、宝形造の屋根はとち葺(ぶき)になり、頂上に青銅製の露盤と宝珠をおき、正面に1間の向拝(こうはい)がつく。板扉や蔀戸(しとみど)の配置も背面出入り口の位置をのぞいてまったく対称になり、側面後端間に両堂をむすぶ唐破風(からはふ)屋根の渡廊下がある。堂の内部は拭板張りで、中心に須弥壇(しゅみだん)をもうけた修行堂で、純和様の比較的簡素な建物である。重要文化財。(成瀬弘明)」とあります。 参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.80, 参考資料: 2 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98,

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