①、②については、歴代の記載がある資料は自館に所蔵がなく、相模原市立博物館所蔵の旧大野村役場の資料をご紹介した。
③については、下記資料に記載あり。(回答プロセス参照)
回答プロセス:【①について】
自館OPACにて”高座郡 郡長”で検索。
『相模原市史 第六巻』 相模原市 1968 〔K1-21・s16460859〕
→P.638以降に、3名の郡長名の記載あり。任期は記載なし。
【②について】
『相模原市史 第六巻』 相模原市 1968 〔K1-21・s16460859〕
→p.129 大野村の成立からの記述あり。
明治22年に町村制施行により、上矢部・矢部新田・淵野辺・鵜野森・上鶴間の5カ村が合併して
大野村となった、との記述あり。
P.172 「二二 明治二三年 大野村特約書」
第1条に4つの区割りと区割りごとの地域が規定されている。
第2条に順番制で村長を任免することが規定されている。
P.175 明治34年10月?日付けの文書で、村長名が記載されている。
『相模原市史 第7巻』 相模原市 1972 〔K1-21・s03608288〕
P.65 明治22年4月1日に相原・大野・大沢・田名・溝・麻溝・新磯の7カ村が成立したこと、6月15日に
村役場を開設したこと記されている。
P.225 中段に大野村村長2名の記述が第三巻・第4巻にあるとしている。
『相模原市史 第三巻』 相模原市 1969 〔K1-21・s16460875〕
P.483 明治四十二年十二月廿四日付けの意見書の結びに、「大野村長 義沢欣一」と記されている。
『相模原市史 第4巻』 相模原市 1971 〔K1-21・s16460867〕
P.7 「大野村会々議録」の記述の中に、「村長小峰庄吉」の名がある。
質問に関連する記述があった資料は以上であり、任期、村長名を列記した資料は見つからなかった。
そこで、相模原市立博物館の古文書目録をあたった。
『博物館所蔵古文書目録』 相模原市立博物館/編 2005 〔K1-06・s24143984〕
P.386 旧大野村役場資料が387点載っている。会議録等の資料から、歴代村長について辿れる可能性が
あるため、相模原市立博物館をご案内した。
【③について】
郷土資料の書架をブラウジングすると、下記資料に記述があった。
『地名調査報告書』 相模原市 1984 〔K1-29・s22874655〕
P.4~5の間の、近世から現代に至るまでの町村名等の推移」に記載あり。
『わが町の歴史相模原』 座間美都治、神崎彰利ほか/編著 文一総合出版 1984 〔K1-21・s04211256〕
→巻末の略年表2~ に記載あり。
『さがみはら』 相模原市教育委員会/著 1962 〔K1-29・s01080670〕
→巻末の年表に記載あり。
※〔 〕内は、自館の請求記号・資料コードです。
参考資料:『相模原市史』第三巻~第7巻 相模原市 1968~1972,
参考資料:『博物館所蔵古文書目録』 相模原市立博物館/編 2005,
参考資料:『地名調査報告書』 相模原市 1984,
参考資料:『わが町の歴史相模原』 座間美都治、神崎彰利ほか/編著 文一総合出版 1984,
↧