『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「長浜市下坂浜町にあり、琵琶湖畔にある有名な古刹で下坂の大仏さんとしてしたしまれている。1262年(弘長2)佐々木茂山道倫の開基で天山和尚を開祖とし、臨済宗妙心寺派に属する。古来より風光明媚であるところから文人雅客の滞在することが多かった。ことに天山和尚は博学高徳の人であったがたまたま最明寺入道時頼が諸国遍歴のおり一宿を請うたさい、たがいに尋常人でないことをさとった。時頼はみずからの名をあかして、天山和尚に弥陀三尊をおくり、以後同寺にあつく庇護の手をくわえた。(中嶋喜平)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.761,
参考資料:
2 図説近江古寺紀行 木村至宏∥著 河出書房新社 1995年 5-1800- 95,
参考資料:
3 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
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