『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市京町3丁目にある浄土宗の寺。旭高山幻中院と号す。1532年(天文元)、僧西念(さいねん)(専蓮社称誉(せんれんしゃしょうよ)、萬休(まんきゅう)とも号する)が、藤原秀郷館の旧地とつたえられる地に建立したものとつたえる。西念は、大津の地に浄土宗をひろめ、1695年(元禄8)の『蓮門精舎旧詞(しょうじゃきゅうし)』によれば、戦国時代の来遊当初ひらいた西念寺(別保1丁目)や、晩年の隠居寺幻案寺(げんあんじ)(逢坂1丁目)のなど、末寺は10ヵ寺におよんだ。なお大津市の中央大通にのこる華階寺のイチョウは樹齢400年をほこり、市の天然記念物。(立川 洋)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.234,
参考資料:
2 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.172,
参考資料:
3 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
参考資料:
4 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
参考資料:
5 日本社寺大観 寺院篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1859-フ,
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