『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市大谷町にある。単立寺院。1946年(昭和21)、京都の日本画家橋本関雪(かんせつ)の別邸走井(はしりい)を寺院としたもの。名水「走井」の井筒がのこる。走井は平安朝から知られた名水で、江戸時代には、同地に茶店がもうけられ、餅などを旅人に売って、走井の茶店としてしたしまれた。茶店には、江戸中期の『築山庭造伝』にもとりあげられた名庭があったが、これも寺内にのこっている。このほか小野小町(おののこまち)の百歳の木像や、松尾芭蕉の「大津の筆のはじめは何仏(なにぼとけ)」の句碑がある。(立川 洋)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.234,
参考資料:
2 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
参考資料:
3 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
↧