『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「野洲郡野洲町市三宅(いちみやけ)。願生山(がんしょうざん)と号する。浄土宗。1534年(天文3)に安土浄厳院(じょうごんいん)6世仙誉殊慶(せんよしゅけい)の開創で、はじめ天台宗に属していたが、のち浄土宗に改宗した。1740年(元文5)柔誉西弁(じゅうよさいべん)が再興して現在におよぶという。本尊の木造阿弥陀如来坐像は鎌倉時代の作、また不動堂安置の木造聖観音立像は平安時代の作で、いずれも重要文化財に指定されている。(大谷安彦)」とあります。なお、野洲郡野洲町市三宅は現在野洲市市三宅になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.24,
参考資料:
2 近江路の古寺を歩く 大石真人∥著 山と渓谷社 1997年 S-1800- 97,
参考資料:
3 図説近江古寺紀行 木村至宏∥著 河出書房新社 1995年 5-1800- 95,
参考資料:
4 日本社寺大観 寺院篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1859-フ,
参考資料:
5 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
参考資料:
6 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
↧