『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「甲賀郡水口町水口にある天台宗の寺。龍王山観音院と号する。水口八景の一つ。山号は竜王山。地元では「岡の観音」とよび、古来から桜の名所として風格のある寺で、古城山をバックに水口城を眼下に見おろす高台にある。名勝として水口町指定文化財。(中略)寺伝によれば、奈良時代行基上人がひらいたといわれ、本堂は1716年(享保元)に当時の住職寂堂がそれまで古城山にあった東坊をふもとに移築し、二重仏殿にたてかえたという。水口城主加藤明友の祈願所。本堂内にある2仏像は重要文化財。(後略)(池内順一郎)」とあります。なお、甲賀郡水口町水口は現在甲賀市水口町水口になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.457-458,
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2 近江西国三十三所観音巡礼 近江西国観音霊場会∥編 冨永航平∥著 朱鷺書房 2001年 5-1800- 01,
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3 図説近江古寺紀行 木村至宏∥著 河出書房新社 1995年 5-1800- 95,
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4 近江・若狭 小学館 1991年 S-1800- 91,
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5 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.292-293,
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6 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
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7 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
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8 日本社寺大観 寺院篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1859-フ,
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