『滋賀県百科事典』によりますと、「大津市神宮町に所在。祭神は天智天皇。大津京をひらいた天智天皇ゆかりの地に、皇紀2600年記念として1940年(昭和15)に創建された。1900年(明治33)に日吉大社の神官らが大津神宮をたてる計画をはじめたのが運動のはじまりで、その後大津市長を中心に「大津宮創建請願書」が8回も国会に提出され、1934年(昭和9)にようやく採択、37年(昭和12)に造営がきまった。境内地は5万坪あり、わが国で初めて漏刻時計がつくられた事蹟にちなんで漏刻台がつくられ、6月10日の時の記念日には漏刻祭が行われている。(中略)さらに天智天皇が小倉百人一首の第1番「秋の田の刈穂のいほの・・・」の作者であることから、「秋の田会」というカルタクラブを組織し、正月に行われる全日本かるた大会や、仲秋の名月の宵に行われる観月祭(薪能)などの行事で知られるようになってきている。(後略)(石川正知)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.95,
参考資料:
2 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.22-23,
参考資料:
3 全国神社名鑑 下 三浦譲∥編 全国神社名鑑刊行会史学センタ- 1977年 RB-1703-ミ,
参考資料:
4 神社名鑑 神社本庁調査部 神社本庁 1963年 R-1759-シ,
参考資料:
5 神社辞典 白井 永二∥編 東京堂出版 1979年 R-1759-シ,
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