『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「栗太郡栗東町林に所在する浄土宗の寺院。仁治年間(1240~43)平重盛の末裔である小松宗定は、当地に住むようになって以来、平氏追善のため信濃国善光寺に参詣すること48回におよび、ついに霊夢を感じて分身たる阿弥陀如来を造像し、当寺を創立したという。1661年(寛文元)膳所(ぜぜ)藩主本多俊次は新堂を建立。以後本多家の信仰厚く寺領を安堵され、明治にいたる。なお木造阿弥陀如来立像は、南北朝期の作で、重要文化財に指定。(宇野日出生)」とあります。なお、栗太郡栗東町林は現在栗東市林になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.412,
参考資料:
2 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.257-258,
参考資料:
3 社寺要覧 三宅辨造∥編 滋賀県 1923年 S-1600- 23,
参考資料:
4 近江・若狭 小学館 1991年 S-1800- 91,
参考資料:
5 日本社寺大観 寺院篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1859-フ,
参考資料:
6 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
参考資料:
7 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
↧