『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「甲賀郡水口町宮の前にある。祭神は大水口宿禰命(おおみなくちすくねのみこと)を主神とし、大己貴命(おおなむちのみこと)、須佐之男命、稲田姫(いなだひめ)の3柱をまつる。土地開拓の神といわれる。祭神の女神像は高さ24cmの小像で、丸顔、長髪の古代貴族の女性の姿をあらわした簡素な神像。本殿にむかって左前にある石灯籠は江戸初期、鳥居前の太鼓橋も江戸時代のもの。祭礼は4月20日、曳山16基は水口町民俗資料、水口ばやしは県選択無形民俗文化財にそれぞれ指定されている。曳山は水口城主加藤氏の善政で生活のゆとりができた氏子が、感謝の気持ちで奉納したのがはじまりという。(後略)(池内順一郎)」とあります。なお、甲賀郡水口町宮の前は現在甲賀市水口町宮の前になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.701-702,
参考資料:
2 式内社調査報告 12 式内社研究会∥編 皇学館大学出版部 1981年 S-1700- 81,
参考資料:
3 神社由緒記 三宅辨造∥編 滋賀縣内務部教育課 1921年 5-1700- 21,
参考資料:
4 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.481-482,
参考資料:
5 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.263-264,
参考資料:
6 全国神社名鑑 下 三浦譲∥編 全国神社名鑑刊行会史学センタ- 1977年 RB-1703-ミ,
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7 日本社寺大観 神社篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1759-フ,
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8 神社名鑑 神社本庁調査部 神社本庁 1963年 R-1759-シ,
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