『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「坂田郡米原町米原にあり、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、水門神(みなとのかみ)、保食神(うけもちのかみ)、創祀は1183年(寿永2)、もと六所権現(ろくしょごんげん)といった。水陸の用地を占め山間から霊泉がわきでた故事により社名とした。別当寺に米泉(べいせん)寺(現、青岸寺)があった。交通軍事上の要所のため太尾山に京極(きょうごく)氏の支城があり、したがって湖北武士の崇敬があつい。1544年(天文13)再建、棟札3枚、鰐口(わにぐち)がのこされている。(中略)もと北村邸の明治天皇行在所(あんざいしょ)が境内にある。(籔田藤太郎)」とあります。なお、坂田郡米原町米原は現在米原市米原になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.744,
参考資料:
2 湖国百選 社寺 滋賀総合研究所∥編集 滋賀県 1993年 S-1600- 93 p.88,
参考資料:
3 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.449-450,
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