『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「長浜市加田(かんだ)町亀岡山上にある。祭神は素盞嗚命(すさのおのみこと)で、1199年(建久10)3月鳥羽上皇が名超寺に潜行したときに、多田幸寺に勧請したとつたえられる。以後兵火により烏有に帰したが花園天皇のとき僧日像が再建、のちまた兵火にかかったが僧日像が再度社殿をたてた。1579年(天正7)また兵火にあい同年9月亀岡山の南麓、本宮(もとみや)と称する地に建立され、1772年(明和9)、現在地に奉遷された。たびたびの兵火により古文書記録はなく、口伝(くでん)をのこすのみである。(中嶋喜平)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.725,
参考資料:
2 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.115,
参考資料:
3 日本社寺大観 神社篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1759-フ,
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