『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「彦根市稲里(いなざと)町に所在。667年(天智天皇6)近江遷都のとき、常陸の国よりうつすという。祭神は伊邪奈美命(いざなみのみこと)、稲荷天大神(いなりてんおおかみ)、丹生(にう)大神となっている。村上天皇の勅額をたまわり、正一位をうける。神宝、古記録なども1732年(享保17)の火災で焼失し、確たる由緒は不詳。1897年(明治30)の絵図には荒神山西の支脈山頂にあり、本殿のすぐ背後に御神体である巨巌がたっていた。1958年(昭和33)9月伊勢湾台風の被害により、社殿など移座修築したので御神体巨石は拝殿の前方にでたのである。(久保田弥一郎)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.45,
参考資料:
2 神社由緒記 三宅辨造∥編 滋賀縣内務部教育課 1921年 5-1700- 21,
参考資料:
3 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.77-78,
参考資料:
4 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.74,
参考資料:
5 全国神社名鑑 下 三浦譲∥編 全国神社名鑑刊行会史学センタ- 1977年 RB-1703-ミ,
参考資料:
6 神社名鑑 神社本庁調査部 神社本庁 1963年 R-1759-シ,
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