『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市音羽台にある。現在は高山寺墓地となり、上・下の2寺が管理している。1406年(応永13)、後小松(ごこまつ)天皇が法華(ほっけ)宗の一寺を建立し、月照山向山寺と名づけたことにはじまるとつたえるが定かでない。江戸中期にはすでに寺はなく、大津町中の墓地となっていた。江戸時代には一部が近松別院(顕証寺)の持ち地となり、現在も山上に別院、2世蓮淳(れんじゅん)の墓があり、真宗の墓も多い。また『淡海録』の著者原田蔵六など文人の墓や句碑もみられる。(立川 洋)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.262,
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