『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市伊香立下在地町にある浄土宗寺院。1467年(応仁元)の応仁の乱によって、京都知恩院も兵火にかかるが、ときの住持周誉珠琳(しゅうよしゅりん)がいちはやく法然上人の真影をはじめ寺宝類をもちだし、伊香立上在地の金蓮寺に避難させたという。このとき新しく堂舎が建立されたがそれが現在の新知恩院である。知恩院の山号を寺号、寺号を山号として大谷山華頂寺新知恩院と名づけられた。周誉珠琳は8年間この地にとどまり、再建された知恩院へ寺宝類はもどされたが、当寺にはいまも重要文化財の六道絵、阿弥陀二十五菩薩来迎図などがある。(木村至宏)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.413,
参考資料:
2 社寺要覧 三宅辨造∥編 滋賀県 1923年 S-1600- 23,
参考資料:
3 図説近江古寺紀行 木村至宏∥著 河出書房新社 1995年 5-1800- 95,
参考資料:
4 近江・若狭 小学館 1991年 S-1800- 91,
参考資料:
5 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.258-259,
参考資料:
6 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
参考資料:
7 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
参考資料:
8 日本社寺大観 寺院篇 藤本 弘三郎∥編 名著刊行会 1970年 R-1859-フ,
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