『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市園城寺町にある。天台寺門宗。1653年(承応2)の創建で、天台密教の修行道場としてひらかれた。寺伝によれば、霊元法皇が、父後水尾上皇造営の修学院離宮からこの地へしばしばおとずれ、その風光の良さに感動し、離宮から法明院の庭園に錦?楓、光輝梅を移植したという。1724年(享保9)義瑞によって中興。明治初年、フェノロサが来日したさい、法明院の時雨亭に仮住。桜井敬徳に師事し、1885年(明治18)、同院で得度授戒した。彼はロンドンで没後その遺言により法明院にほうむられている。(境内に墓が現存)。(後略)(樋爪 修)」とあります。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.673,
参考資料:
2 日本名刹大事典 圭室文雄∥編 雄山閣出版 1992年 R-1859-タ,
参考資料:
3 全国寺院大鑑 下巻 全国寺院大鑑編纂委員会∥編集 法蔵館 1991年 R-1850-セ,
参考資料:
4 図説大津の歴史 下巻 大津市歴史博物館市史編さん室∥編集 大津市 1999年 SB-2111-2,
参考資料:
5 新修大津市史 第5巻 近代 林屋辰三郎∥[ほか]編 大津市役所 1982年 S-2111-5,
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