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「ひとつちょうだい さくらんぼ-」で始まる山形の童謡について、下記のことを知りたい。     ・ 作詞者     ・ 作曲者     ・ いつごろつくられたか

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 ご照会ありました件について、下記のとおり回答します。  山形県のさくらんぼに関する文献については、当館ホームページ(http://www.lib.pref.yamagata.jp/)を開いていただき、山形県関係文献目録項目編「あ」行で「桜桃」を検索しますと、さくらんぼ栽培に関する資料を中心に文献が採録されています。さくらんぼに関する童謡や物語もこのなかに採録されています。  そのなかから次の資料①および資料②を紹介します。  資料①P15に、作詞者・作曲者名が、楽譜とともに掲載されています。        ・ 作詞者  伊藤文雄        ・ 作曲者  中島とし        ・ 曲名    「ひとつちょうだいさくらんぼ」  資料②P35には、曲名と歌詞が掲載されています。ここでの曲名は、「一つちょうだいさくらんぼ」になっています。     資料③朝日新聞山形版に 「♪ひとつちょうだい さくらんぼ 胸のくんしょうに するのです さくらんぼ兵隊さん おいちにい すすむ 山形こどもは いさましい♪ 山形の伊藤さん戦前に作詞 小6の時 新聞最優秀」 と題した見出しの記事に伊藤文雄氏のインタビューが掲載されており、作詞したのは1932年(昭和7)で、山形市在住の伊藤文雄氏が小学校6年生の時、授業で「われらの山形」というテーマで「詩」をつくった際に書かれたものであることが記されています。  また、学校の先生が東京日日新聞(現・毎日新聞)の呼びかけにこの詩を応募し、最優秀賞に選ばれたことが記されています。(平成15年7月22日付け29面)

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