(1)当館で所蔵している「職業安定業務月報」で該当年度のものは(北方所蔵を除くと)1985.5、1986,2、1987の1,4,5月のもの。
厚生労働省のHPに、平成9年8月以降の毎月の統計が掲載されている。
CiNiiによると、「職業安定業務月報」を所蔵している道内大学図書館はない。
北海道のHPには、「有効求人倍率(常用)の推移」として、H16からH25までの全国と北海道の有効求人倍率が掲載されている。
検索エンジンで「有効求人倍率 北海道 昭和」をキーワードに検索したところ、国土交通省のHPに「平成18年度国土交通白書」内のデータとして、厚生労働省の「職業安定業務統計」により作成した「地域ブロック別有効求人倍率の推移」があり、エクセル表として昭和50年から平成18年までの全国平均、北海道の有効求人倍率が掲載されていた。
また、札幌市のHPに、「さっぽろの産業2012」のPDFファイルが掲載されており、この中の第一部「札幌市経済の歩」内の「雇用」の項に、「有効求人倍率の推移(全国・北海道・札幌圏)」の表があり。
(上記HPすべて2014年1月21日最終確認。)
質問者には、この2件を紹介した。
(2)拓銀の株価推移、という形でまとまった資料は見つからず。
会社四季報1997年1集を見たところ、銀行の項に証券コード8312(株)北海道拓殖銀行があり。こちらに、月ごと5カ月分(96年7月~11月)の株価最高値、最安値が掲載されている。
毎日の株価は、日本経済新聞などに掲載されている株価一覧で確認できる。
また、日付が分かっている場合は、東京証券取引所に電話で調査依頼が可能(東京証券取引所又は大阪証券取引所に上場していた銘柄について、昭和50年以降で、かつ10件(例えば1銘柄×10日分など)以内に限り受け付ける。昭和49年以前、又は調査年月日に関わらず11件以上の場合、若しくは書面での回答を希望する場合はFAX、郵便、E-mailでの対応となる。なお、この場合でも、1回の問合せは20件以内)。
参考資料: 1 国土交通白書 2007 地域の活力向上に資する国土交通行政の展開 国土交通省?編 ぎょうせい 2007.5 601.1/KO/H19,
参考資料:
2 會社四季報 / 東洋經濟新報社編 通巻292号 東洋經濟新報社 Z404,
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(1)1985年~1998年の有効求人倍率(北海道のものと、全国のもの) 平成3年(1991年)以降は北方資料の「職業安定業務主要指標」で確認できる。 (2)北海道拓殖銀行の株価推移が分かるもの(北海道立図書館)
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甘納豆の作り方について、黒豆を使ったものについて知りたい。(北海道立図書館)
次の資料および情報を参考までに提供。
(1) 雑誌資料 特集・ひと粒が後を引く全国こだわり甘納豆 『逐次刊行物 サライ 9巻17号』 1997.9.4
(しっとりしたやわらかい歯ごたえ 花園饅頭・東京 p.18~19/一日に売り切る分だけを作る 米世商店・東京 p.20/北海道の大地の恵みと創業者精神 岡女堂・兵庫 p.28~29/吉野川の清流が運ぶ豊かな恵み 青山甘納豆・大阪 p.26/守り続けるまろやかな風味 花川・東京 p.22/敢えて選んだ加工の難しい素材 竹屋製菓・岩手 p.23/梅角堂・兵庫、でん六・山形、新芳商店・千葉、玉川屋製菓・宮城 p.30/絶妙な茹で加減と蜜の濃度 伊藤国平商店・千葉 p.24~25/肥沃な土地が生んだ丹波の黒豆 清明堂・兵庫 p.27/芸術的な完成度 平野屋・東京 p.21)
(2) 『現代農業』1998年11月号 96ページ~99ページ
タイトル:村に元気! 子供も喜ぶ! 大豆を使って健康お菓子(1年に1tの黒大豆を加工! 甘納豆と煮汁でつくるのど飴が大評判)
(3) 『現代農業』1985年7月号 26ページ~27ページ
タイトル:最高級農産加工(17) 花豆の甘納豆
(4) 『家庭でつくるこだわり食品 5 豆』 (アズキ・インゲンマメ・落花生・アワ・ヒエの加工)124~126ページ
甘納豆 〈用具〉〈作り方〉〈応用〉[図版]甘納豆の作り方
(5) WEB情報「こっそり教えます!?ご家庭での作り方」(旭川食品)
(6) WEB情報「昔ながらお菓子屋の多い町 小樽の近藤製菓の甘納豆」(オルター)
自然食品の通販会社「オルター」のカタログに掲載された、黒豆と甜菜糖の甘納豆を販売している小樽市の近藤製菓の雑誌記事。
その他 ホクレンHPのレシピ欄→× 日本豆類協会HP豆クッキング→× 北海道製餡事業協同組合→HPなし 所蔵する豆料理関係の資料→×
参考資料: 1 サライ 第9巻第17号通巻192号 小学館 1992.9.4 Z104 特集・ひと粒が後を引く全国こだわり甘納豆,
参考資料:
2 現代農業 第77巻第11号通巻622号 農山漁村文化協会 農山漁村文化協会 1960 Z501,
参考資料:
3 現代農業 第64巻第7号通巻462号 農山漁村文化協会 農山漁村文化協会 1960 Z501,
参考資料:
4 家庭でつくるこだわり食品 5 豆 農山漁村文化協会 1989.8 596/KA/5,
参考資料:
1 べにや長谷川商店の豆料理 べにや長谷川商店∥著 パルコエンタテインメント事業局 2009.8 596.2/B,
参考資料:
2 枝元なほみさんの根菜&豆おかず 枝元/なほみ?著 主婦と生活社 2004.12 596.2/E,
参考資料:
3 ビーンズレシピ オレンジページ 2004.5 596.2/B,
参考資料:
4 ヒーリング・ベジタリアン ジョンポール・ウェーバー?著 滝野/斗音子?訳 地湧社 1998.7 596.2/HI,
参考資料:
5 豆腐と豆ならこの料理176 主婦と生活社 2003.5 596.2/TO,
参考資料:
6 決定版乾物と豆 主婦の友社?編 主婦の友社 2007.3 596.2/KE,
参考資料:
7 卵と豆腐と豆の簡単!ヘルシーおかず 主婦と生活社 1995.11 596.3/TA,
参考資料:
8 楽しいお豆の本 浅田 峰子∥[著] グラフ社 1994.11 596.3/TA,
参考資料:
9 人と豆の健康十二カ月 相馬/暁?著 チクマ秀版社 1996.3 626.3/HI,
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『考古図編第19集』に「石冠(函館付近) 土器(森 尾白内貝塚) 丸のみ(深川付近)」に該当する記事は掲載されているか。(北海道立図書館)
「考古図編第19集」は図版25枚とその解説の小冊子(10ページ程度)からなる資料。
「石冠(函館付近)」は図版23「北海道函館出土石冠」、「土器(森 尾白内貝塚)」は図版21「北海道尾白内出土土器」、「丸のみ(深川付近)」は図版22「北海道深川出土丸鑿」が該当すると思われる。
解説は小冊子の8ページ(図版21)、9ページ(図版22、23)に掲載されている。いずれも3~4行程度。
図版、小冊子とも複写可能。(図版は白黒)
参考資料: 1 考古図編 第19集 東京大学文学部考古学研究室∥編 東京大学文学部考古学研究室 1961 210.02/TO/19,
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陶芸家 藤原啓(備前焼の人間国宝)の作品が掲載されている本。 ※『現代の陶芸 ⑦』 講談社 1976 は入手済み。それ以外で。(北海道立図書館)
次の3冊を紹介。
1『昭和の文化遺産 6』 ぎょうせい 1990
2『人間国宝展』 茨城県陶芸美術館編集 2000
3『20世紀の陶芸人間国宝の世界展』 EMIネットワ-ク編 2000
・『美術作品レファレンス事典 国宝・重文篇1 絵画・工芸・陶芸・書跡』(作者名索引)にはなし。
・『日本美術作品レファレンス事典 第2期陶磁器・工芸篇』 2009 によると
① 『やきもの大百科 2巻』 ぎょうせい 1990
② 『極める技 現代日本の陶芸家125人』 小学館 2005
③ 『人間国宝の技と美 陶芸名品集成 1』 講談社 2003
④ 『講談社カルチャーブックス3 日本のやきもの 1』 1991
に掲載のようだがどれも当館未所蔵。
それぞれの資料について所蔵館を紹介。
・『日本美術作品レファレンス事典 陶磁器篇3 現代日本陶芸』 2001 によると
① 『現代の陶芸 7』 講談社 1976 →依頼者確認済み。
② 『原色現代日本の美術 15』 小学館 1978
③ 『昭和の文化遺産 6』 ぎょうせい 1990
④ 『現代日本の陶芸 7』 講談社 1984
⑤ 『世界陶磁全集 16』 河出書房新社 1961
に掲載のよう。③のみ所蔵あり。
未所蔵資料は所蔵館を紹介。
上記の他、次の2点(当館未所蔵)を所蔵館とともに紹介。
『人間国宝シリーズ 3 藤原啓;備前焼』 講談社 1979
『藤原啓自選作品集』 藤原啓著 朝日新聞社 1981
公益社団法人日本工芸会ホームページ、藤原啓記念館ホームページ、岡山県立図書館ホームページ(藤原啓氏は岡山県出身)も参考までに紹介。
(これらすべてのホームページについて 2014年1月22日最終確認)
参考資料: 1 日本美術作品レファレンス事典 第2期陶磁器・工芸篇 日外アソシエーツ株式会社?編集 日外アソシエーツ 2009.11 702.1/NI p293-,
参考資料:
2 日本美術作品レファレンス事典 陶磁器篇3 現代日本陶芸 日外アソシエーツ株式会社?編集 日外アソシエーツ 2001.6 702.1/NI p287-,
参考資料:
3 人間国宝展 茨城県陶芸美術館?編集 茨城県陶芸美術館 2000 751.31/NI p146-151 8作品の写真掲載,
参考資料:
4 昭和の文化遺産 第6巻 工芸 ぎょうせい 1990.12 708/SH/6 4作品掲載あり,
参考資料:
5 20世紀の陶芸人間国宝の世界展 EMIネットワ-ク∥編 イ-・エム・アイ・ネットワ-ク(製作) c2000 751.1/NI p54-55 6作品掲載あり,
参考資料:
1 美術作品レファレンス事典 国宝・重文篇1 絵画・工芸・陶芸・書跡 日外アソシエーツ株式会社?編集 日外アソシエーツ 2009.3 703.1/B/1 作者名索引→掲載なし,
参考資料:
2 人間国宝事典 工芸技術編 南/邦男?監修 柳橋/眞?監修 芸艸堂 2012.9 709.1/NI p31説明と作品写真1つ掲載,
参考資料:
3 陶芸の名品 阿部出版 2009.4 751.1/TO p51「備前酒杯」の写真のみあり。,
参考資料:
4 日本の現代陶芸 国立美術館東京国立近代美術館,江別市セラミックアートセンター,瀬戸市美術館∥編 江別市セラミックアートセンター 2011.8 751.1/NI p38 2作品の写真掲載あり。,
参考資料:
5 現代日本の陶芸家と作品 Vol.1 西部編 小学館 1996.5 751.31/G/1,
参考資料:
6 名匠と名品の陶芸史 黒田/草臣?著 講談社 2006.6 751.31/ME,
参考資料:
7 原色日本の美術 第19巻 陶芸 小学館 1967 708/G/19,
参考資料:
8 原色日本の美術 30 請来美術(陶芸) 小学館 1972 708/G/30,
参考資料:
9 The living treasures of Japan 人間国宝 バーバラ・アダチ∥著 ハリー・ペチノッティ∥写真 Westerham Press(印刷) 1973 750.28/A,
参考資料:
10 日本やきもの史 美術出版社 1998.10 751.31/NI,
参考資料:
11 日本のやきもの 美術年鑑社 1999.10 751.1/NI,
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スキーのノルディック競技世界選手権は、何年ごとに開催されるのか。 ※2007年には、札幌で開催されている。(北海道立図書館)
当館所蔵『雪と氷のスポーツ百科』によれば、
「1985年からは奇数年に開くことになった。」(p.50)とあり、これを紹介して回答とする。
主催するFIS(国際スキー連盟)のページ(英語)を見るが、
これまでの開催年や開催国などに沿革に関する情報を見つけられなかった。
参考に、ウィキペディアで「ノルディックスキー世界選手権」を見ると、
「開催地一覧」に、開催年も掲載されており、1985年以降、2017年(予定)まで、
奇数年に開催されていることがわかる。
FIS http://www.fis-ski.com/
ウィキペディア「ノルディックスキー世界選手権」 (いずれも2014年3月23日最終確認)
参考資料: 1 雪と氷のスポーツ百科 高橋/幸一?編 野々宮/徹?編 大修館書店 1997.7 784/Y p.50,
参考資料:
1 世界大百科事典 14 シヨオ-スキ 平凡社 2007.9 031/SE/14 「スキー」のうち、p.680近代スキー史「ヨーロッパ」の項、p.681「ノルディック種目」,
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「大漁旗」が掲載されている資料について。(北海道立図書館)
・レファレンス協同データベースの事例(豊中市)を紹介。
・補足として、所蔵資料等について、次のとおり回答。
1 所蔵資料
(1)舞阪の大漁旗 (舞阪町立郷土資料館資料集第1集) セ:384.36/MA
(2)漁撈伝承 (ものと人間の文化史109) セ:384.36/G
(3)街角のデザイン文字 セ:727.8/MA
(4)大漁旗(『北の話 198号』) セ:北方雑誌
(5)ぶつぶつ呟いてりゃ33旅ゆけば廃屋に舞う大漁旗(『しゃりばり80号』) セ:北方雑誌
(6)北の手仕事大漁旗 (『グリーンNo.201』) セ:北方雑誌
(7)道東へき地校における造形教育教材開発 (『へき地教育研究57号』)セ:北方雑誌
(8)『別冊東北学 Vol.1』 セ:一般雑誌
2 他館所蔵
『わたしが逢った職人たち 技と意地と粋の世界』 石井英夫著 ミオシン出版 1994.5
3 参考情報として大漁旗が閲覧できるウェブサイトを紹介。
参考資料: 1 舞阪の大漁旗 舞阪町立郷土資料館∥編 舞阪町立郷土資料館 1993.3 384.36/MA,
参考資料:
2 漁撈伝承 川島/秀一?著 法政大学出版局 2003.1 384.36/G,
参考資料:
3 街角のデザイン文字 伊藤/紘?著 東京堂出版 2002.2 727.8/MA,
参考資料:
4 北の話 通巻198号 凍原社 1963 Z107,
参考資料:
5 しゃりばり 通巻80号 北海道開発問題研究調査会 1986 Z104,
参考資料:
6 グリーン 通巻201号 ホクレン農業協同組合連合会 Z108,
参考資料:
7 へき地教育研究 通巻57号 北海道教育大学僻地教育研究施設 北海道教育大学僻地教育研究施設 1958 Z201,
参考資料:
8 別冊東北学 通巻1号 東北芸術工科大学 2000 TOHOKUGA,
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遺伝子組み換え作物について、国内産小麦における状況について知りたい。(北海道立図書館)
現在、遺伝子組み換えを行った小麦については、国内では食用・飼料用共に商業生産は行われていない。
以下、参考文献を紹介。
(1)「調査と情報」No.686 http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0686.pdf
⇒ 商業生産関連資料として、国会図書館で刊行する『調査と情報』において2010年に遺伝子組み換え作物にかかる状況について調査情報が発表されている。(インターネットにPDF版が全文掲載。)
国内における商業作物については一部を除いて遺伝子組み換え作物の生産は行われていない。しかし輸入品においては、「相当数が流通している可能性が見込まれている」との記述あり。2010年の発行のため情報源としては古めではあるが、参照文献、引用等についての情報あり。
次に当館所蔵の雑誌について調査。
以下の雑誌に該当記事が掲載されている。
(2)「世界」 847-848号 岡田 幹治「問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物(上)(下)」
⇒ 847号p.259の一節「・・・このような「遺伝子汚染」を防ぐため、GM作物の導入に当たっては環境影響評価が行われ、問題なしと判断されたものだけが栽培を許されることになっている(日本では環境省と農林水産省が評価を担当)。」 848号p.268号「日本では今年7月現在、8品目254品目ものGM作物が食品・飼料としての安全性を承認され、輸入・流通が認められている(他に16品目のGM添加剤が承認されている)。その多くは試験栽培と商業栽培の承認も受けている。」
(3)「エコノミスト」 2013年1/22号 遺伝子組み換え食物(推進派 拡大する世界の食糧需要を支える役割を果たしている(茅野 信行),慎重派 環境リスクは不透明、商業栽培は時期尚早(山口 裕文))
⇒ 山口氏は日本の野生種の交配による生態系への影響と安全確保について「国内での商業栽培解禁までは時間を要する」と述べている。
(4)「サステイナビリティ研究」 3, p.43-57, 2013-03-31 清水 隆「遺伝子組み換え技術の適正利用」
⇒内容は、世界の食糧危機を遺伝子組み換え技術による収量増大で解決せよといった内容。ネットで全文を閲覧可能。
上記の雑誌記事から、環境省、農水省、さらに、農業団体情報として全国農業協同組合連合会のホームページについて調査した。
<環境省>
⇒ 環境影響調査の観点から各種の発表資料が出されている。範囲としては影響に関する評価だけなので、実際に使用されているかどうかといった記述はなし。
⇒ 「環境省 報道発表資料 平成25年11月5日
遺伝子組換えダイズ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の募集(パブリックコメント)について (お知らせ)」 ⇒ 関連の報道発表多数あり。
<農水省>
⇒ 農水省のHPでは既に栽培許可を出している遺伝子組み換え農作物の情報を発表している。
「カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成15年法律第97号))に基づき、生物多様性影響が生ずるおそれがないものとして環境大臣及び農林水産大臣が第一種使用規程を承認した遺伝子組換え農作物」 ⇒ この中に小麦はなし。
<全農連HP>
⇒「よくあるお問い合わせ」内のQ&Aに遺伝子組み換え作物について記述が見られる。しかし栽培については、試験場以外では行われていない。
調査と情報 No.686 http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0686.pdf
全国農業協同組合連合会 http://www.zennoh.or.jp/information/qa_04.html
環境省 遺伝子組換え使用等に関するパブリックコメント http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17343
農水省 カルタヘナ法に基づく第一種使用規程が承認された遺伝子組換え農作物一覧 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/pdf/list02_20131031.pdf
(すべて2014年1月26日最終確認)
参考資料: 1 世界 通巻848号 岩波書店 岩波書店 2013.10 Z104 p.262-271岡田 幹治「問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物(下)完全禁止へ動くEUに続こう」,
参考資料:
2 世界 通巻847号 岩波書店 岩波書店 1946.1- Z104 p.255-263岡田 幹治「問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物(上)「バイオメジャー」による食の支配を許してよいのか」,
参考資料:
3 エコノミスト 第91巻第3号通巻4268号 毎日新聞社 毎日新聞社 [1946]- EKONOMIS 遺伝子組み換え食物(推進派 拡大する世界の食糧需要を支える役割を果たしている(茅野 信行),慎重派 環境リスクは不透明、商業栽培は時期尚早(山口 裕文)),
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害虫「カイガラムシ」について どのようなものにつくのか、大きさとその性質、どんな害があるか。(北海道立図書館)
『カイガラムシ おもしろ生態とかしこい防ぎ方』によると、世界に仲間が約20科7000種以上、日本には12科400種。種によって大きさ、寄生する対象が違う。
『日本国語大辞典』の「カイガラムシ」の記述によると、「カメムシ目カイガラムシ上科(じょうか)に属する昆虫の総称。体長2~9ミリ。カキ、ナシ、リンゴなど植物体に群居し、液汁を吸う。」とのこと。
『カイガラムシ おもしろ生態とかしこい防ぎ方』には、被害を受ける作物として「果物(カンキツ、リンゴ、ブドウ、モモ、ナシ)、チャ、花き・花木(ツツジ、サツキ、ウメ、サクラ、バラなど)、樹木(マツ、サンゴジュ、マサキ、サカキ、ヒサカキ、サルスベリ、ヒイラギ、モクセイ、モミジ)」があげられている。野菜にはあまり被害がなかったが、近年減農薬の影響でハウス栽培のナスにコナカイガラムシ類が発生した例があり。
果物の場合は果実が吸汁され、果面がぼこぼこになり売り物にならない。チャや花木の場合、樹液を吸われて樹勢が弱まり、生長抑制や枝枯れが生じる。また、美観損失も大きい。
暗く狭い隙間を好み、能動的に動かないが苗木などに付着して移動、あるいは幼虫の場合風に乗って移動する。天敵としては寄生蜂や捕食虫昆虫(テントウムシやカゲロウの幼虫)などがいる。
2頁程度の記述があり、できれば写真がある資料がないか、と依頼あり。『日本大百科全書』の「カイガラムシ」の項が1頁の1/2程度、他に写真が1頁分あったので、こちらで対応することとする。
参考資料: 1 日本原色カイガラムシ図鑑 河合省三∥著 全国農村教育協会 1980.12 625.18/NI,
参考資料:
2 カイガラムシ 伊澤/宏毅?著 農山漁村文化協会 2006.8 625.18/KA,
参考資料:
3 日本国語大辞典 第3巻 おもふ-きかき 小学館国語辞典編集部?編集 小学館 2001.3 813.1/NI/3,
参考資料:
4 日本大百科全書 4 おおつ-かき 小学館 1985.6 031/NI/4,
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化学薬品の「グリセリン」「グリセリン脂肪酸エステル」について、それぞれの性質を知りたい。同じような性質なのか。(北海道立図書館)
「グリセリン」:『化学辞典 第2版』の記述を要約すると、「脂肪族多価アルコール類の一つ。脂肪酸とエステル結合をつくり、油脂、脂質などの形で動・植物中に存在する。油脂の分解、せっけん製造の副産物、発酵法によっても製造されてされている。爆薬、化粧品などの製造原料、潤滑剤、医薬用にも用いられる。」とのこと。
グリセリンを製造している「阪本薬品工業株式会社」のHPにあるグリセリンの解説によると、特性としては「保湿性、吸湿性、粘稠性、熱安定性、溶解性、可塑性、安全性」。用途として「医薬品(パップ剤、浣腸、坐薬、軟膏など)、化粧品(クリーム、ローションなど)、トイレタリー、食品、モノグリセライド、カプセル、アルキッド樹脂 、ポリウレタン、セロファン、フィルム、ハミガキ、マウスウオッシュ、インキ、香料、タバコ、タバコのフィルター、火薬、不凍剤、石鹸、繊維、紙、溶剤、コンデンサー、その他 」があげられている。
「グリセリン脂肪酸エステル」:『食品用乳化剤』によると、モノグリセリドまたは略してモノグリと呼ばれ、代表的な食品用界面活性剤。食品の加工に際して乳化の目的のほか、起泡(ケーキ)、消泡(豆腐)、分散、被覆、防湿、保湿、粘着防止(キャンディやキャラメル)、澱粉老化防止(パンが硬くなるのを防ぐ)、脂肪凝集など品質改良の目的で広く利用されている。
天然の油脂中に存在しているが、脂肪酸とグリセリンから工業的に製造することができる。
参考資料: 1 化学辞典 吉村/壽次?編集代表 森北出版 2009.12 430.33/KA,
参考資料:
2 食品用乳化剤 戸田/義郎?[ほか]編 光琳 1997.4 588/SH,
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川路柳虹作詞・コンヴァース作曲「星の世界」の作品の成立年代について知りたい。 文部省唱歌であるようなのだが、この曲が教科書に掲載された時期についてもあわせて知りたい。 ※この曲はおそらく、同じメロディーに付けられた杉谷代水作詞「星の界(よ)」(こちらも唱歌として、明治43年刊の『教科統合中等唱歌』第2巻に掲載あり。)の改作として作られたのではないかと思われる。(北海道立図書館)
「音楽家人名事典 新訂第3版」「昭和前期音楽家総覧 上巻」には川路柳虹の項なし。
「日本児童文学大事典 第1巻」227頁に川路柳虹の項あり。これによると、「…早くから「少女」に少女詩を掲載していたが「女学生」が創刊(1920)されるや、同誌への寄稿がさかんとなり、やがて「コドモアサヒ」「幼年倶楽部」などにも多くの童謡を発表した。これらを集めて「童謡詩人叢書」(新潮社)の第五編として『鸚鵡の唄』(1926)を刊行、外国童謡も含めて83編が収録されている。(中略)昭和期に入ってからも、前記「コドモアサヒ」「幼年倶楽部への寄稿は旺盛に続けられた」とのこと。
大空社から1992年に発行された『鸚鵡の唄』が当館に所蔵されていたため、内容を確認したが、「星の世界」は未収録。
「日本童謡のあゆみ」に、名作童謡集の解説として川路柳虹の『鸚鵡の唄』、ならびに童謡詩人、童謡論者としての川路柳虹について言及があるが、「星の世界」についての記述はなし。
CiNii(国立情報学研究所論文情報ナビゲータ[サイニィ])の「日本の論文を探す」で「川路柳虹」をキーワードに検索したところ、35件ヒット。そのうち「武蔵野大学文学部紀要」に掲載された「川路柳虹・少年詩人」(野口 存弥 )に児童詩に関する記述がありそうだが、当館未所蔵雑誌のため内容確認できず。
Web上で全文が閲覧できる「川路柳虹参考文献目録稿」を見たところ、昭和36年に発行された雑誌「原形」(原形同人会発行)の16号に「川路先生と童謡について」(都築益世)が掲載されているようだが、当館未所蔵雑誌のため内容確認できず。道内大学、国会図書館にも所蔵なし。東京にある日本近代文学館に所蔵あり。
川路柳虹からたどることは難しいようなので、「星の世界」が最初に教科書に掲載されたのはいつなのかを調査。
「音楽教科書掲載作品10000」で「コンヴァース」の項を見たところ、「星の世界」(「ほしの世界」「星の界」「星の光」「星の夜」)のタイトルで掲載された教科書が列記されている。そのうち最も古いものは中教出版から1951年に出版された「高等学校用音楽3」に掲載されたもの。ただしこれは川路柳虹以外の作詞も含まれているため、「川路柳虹」の項を見てみると、「星の世界」で最も古いものは中教出版から1952年に出版された「小学校用音楽五」に掲載されたもの。(この曲は杉谷代水、川路柳虹以外にも壷田花子、岩瀬菊夫などが作詞したものが教科書に掲載されていた模様。)
教科書については、当館では所蔵していないが、北海道教育大学附属図書館に教科書のコレクションがあり、HP内のOPACで検索したところ、中教出版の「小学校用音楽五」は札幌館に所蔵あり。(発行年が1951年になっているが、おそらく同じものと思われる。)
また、2003年ヤマハミュージックから出版された「なつかしの音楽教科書」は「昭和30年に発行された教育芸術社の小学校音楽教科書に載っている曲から選曲」されているが、川路柳虹作詞の「星の世界」が掲載されている。(巻頭カラーページ12~13頁に音楽教科書の表紙、楽譜部分、目次の写真が掲載されているが、この目次が「五年生の音楽」らしく、27番目に「星の世界」のタイトルが見える。)
参考資料: 1 音楽教科書掲載作品10000 日外アソシエーツ株式会社?編集 日外アソシエーツ 2011.1 760.31/O,
参考資料:
2 日本児童文学大事典 第1巻 人名あ?と 大阪国際児童文学館?編 大日本図書 1993.10 909.033/NI/1,
参考資料:
3 鸚鵡の唄 川路/柳虹?著 大空社 1996.9 911.58/KA,
参考資料:
4 日本童謡のあゆみ 上/笙一郎?編 大空社 1997.3 911.58/NI,
参考資料:
5 なつかしの音楽教科書 沢崎/真彦?編著 平沢/元?編著 ヤマハミュージックメディア 2003.7 767.7/NA,
参考資料:
1 音楽家人名事典 日外アソシエーツ株式会社?編集 日外アソシエーツ 2001.11 760.35/O,
参考資料:
2 昭和前期音楽家総覧 上巻 倉田/喜弘?監修・解説 林/淑姫?編集・解題 ゆまに書房 2008.4 762.1/SH/1,
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瞽女うたの録音ディスクが付属した資料はあるか。(北海道立図書館)
当館の所蔵資料では、『日本民謡大観』の中に一部収録されているものがある。
『日本民謡大観 中部篇(北陸地方)』 日本放送協会?編
東京 日本放送出版協会 1992.9 390p 26cm
付属資料:録音ディスク(10枚 12cm) 別冊付録:現地録音CD解説(112p 27cm)
※当館所蔵の『瞽女と瞽女唄の研究 研究篇』の参考文献より(p.115)
「(略)『日本民謡大観』の再版に際して、その基となった町田佳聲が録音したテープもCD化され附録として各篇に伴う。
中部篇に刈羽系瞽女の伊平タケによる「新保広大寺」(新潟県Ⅱ,19.解説書33頁参照),祭文松坂の「小栗判官」(冒頭の部分のみ)(新潟県Ⅲ,3,解説書40頁参照),「婚礼松坂」(新潟県Ⅲ,4,解説書40頁参照)。」
また、当館では未所蔵だがCDを附属する資料として次の2点あり。
(1)『瞽女さん 高田瞽女の心を求めて』 杉山幸子/著
長野:川辺書林 2003年10月 その他 【NDC1】384.38 【サイズ】20cm 【ページ数】138p
注記 【一般注記】付属資料:録音ディスク(1枚 12cm)
内容紹介 鍛え上げた唄と三味線を携えて誇り高く生きた盲目の女旅芸人=瞽女。最後の高田瞽女に取材してまとめた、年間300日以上も旅に出る瞽女の厳しい生活、芸、そして心。1995年刊にCDを添付し再刊。
(2)『高田瞽女最後の親方杉本キクイ』 上越市立総合博物館 編
上越 上越市立総合博物館 2013 83p 19cm
注記 会期:2013年8月3日?9月29日 付属資料:CD1枚「瞽女唄」
参考資料: 1 日本民謡大観 中部篇(北陸地方) 日本放送協会?編 日本放送出版協会 1992.9 767.51/NI,
参考資料:
2 越後瞽女ものがたり 鈴木/昭英?著 岩田書院 2009.7 384.38/E,
参考資料:
3 瞽女と瞽女唄の研究 研究篇 ジェラルド・グローマー?著 名古屋大学出版会 2007.2 384.38/G,
参考資料:
4 瞽女と瞽女唄の研究 史料篇 ジェラルド・グローマー?著 名古屋大学出版会 2007.2 384.38/G,
参考資料:
5 瞽女さん 杉山/幸子?著 川辺書林 2003.10 384.38 鍛え上げた唄と三味線を携えて誇り高く生きた盲目の女旅芸人=瞽女。最後の高田瞽女に取材してまとめた、年間300日以上も旅に出る瞽女の厳しい生活、芸、そして心。1995年刊にCDを添付し再刊。付属資料:録音ディスク(1枚 12cm),
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シカ皮のなめし方の載った本はあるか。 (ミョウバンなどでなめす方法があるようなのだが。)(北海道立図書館)
実際に皮をなめすようなので、実用に耐える資料という観点から調査。
まず、“なめし方”を主題に紹介している資料を調査。
昭和10~20年代に発行された工業用の資料数点の所蔵あり。
しかしクロムまたはタンニンを利用したなめし方のため、いずれも個人が簡単に薬剤を入手して安全に利用できるような内容ではない。
参考までに当館所蔵の以下の資料を紹介。
『皮革鞣製学』 沢山 智∥著 共立出版 1949.12
『皮革ハンドブック』 日本皮革技術協会皮革ハンドブック編集委員会?編 樹芸書房 2005.1
『皮革あ・ら・か・る・と』 出口/公長?著 解放出版社 1999.11
『革手芸 第一』 革手芸研究会 1965
『毛皮の話』 上村皓威∥著 文化服装学院出版局 1967
次に皮の処理という点から調査。以下の?製の作り方の資料を紹介。
剥製を作る工程でもなめしの作業があり、脂肪分をどのようにそぎ落とすのかといった方法の記述が見受けられる。
出版年は比較的新しめのものが多く、写真や図版が多く使用されている。
『小動物の剥製の作り方』 本田 晋∥著 ニュー・サイエンス社 1976.4
『動物剥製の手引き』 橋本太郎∥著 北隆館 1959
『坂本式動物剥製法』 橋本 太郎∥著 図鑑の北隆館 1977.1
複数の文献を確認したが、鹿の解体からなめしに至るまでの実際的な資料については当館所蔵なし。
参考情報として、以下のインターネットサイトの情報を提供。
皮をなめす(出典その他一切不明)
http://bunbunnetwork2.kitunebi.com/bone/leather/leather1.htm
「エゾシカ有効利用のガイドライン」(PDFファイル) 北海道のHP内
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/index.htm
エゾシカ衛生処理マニュアル(PDFファイル)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=483270
北海道のHP内、エゾシカ対策室 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/index.htm
特定非営利活動法人 日本皮革技術協会
http://www.hikaku-kyo.org/htdoc/hikakunochisiki-04.htm
毛皮のなめし方について書かれている資料はあるか(国立国会図書館レファレンス協同DB)
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000051285
(全て平成26年1月15日最終確認)
参考資料: 1 革手芸 第1 革の話とクラフト法 革手芸研究会 1965 594.9/KA,
参考資料:
2 毛皮の話 上村皓威∥著 文化服装学院出版局 1967 584.8/KE,
参考資料:
3 小動物の剥製の作り方 本田 晋∥著 ニュー・サイエンス社 1976.4 480.73/SH,
参考資料:
4 動物剥製の手引き 橋本太郎∥著 北隆館 1959 480.73/HA,
参考資料:
5 皮革ハンドブック 日本皮革技術協会皮革ハンドブック編集委員会?編 樹芸書房 2005.1 584.036/HI,
参考資料:
6 皮革鞣製学 沢山 智∥著 共立出版 1949.12 584/SA,
参考資料:
7 剥製の手ほどき 片岡 新助∥著 日本博物館協会 1958 480.73/KA,
参考資料:
8 皮革あ・ら・か・る・と 出口/公長?著 解放出版社 1999.11 584/HI,
参考資料:
9 坂本式動物剥製法 橋本 太郎∥著 図鑑の北隆館 1977.1 480.73/HA,
参考資料:
10 皮のなめし方 / 川村亮著 川村, 亮(1916-) 天然社 1953.10 青森県立図書館所蔵,
参考資料:
11 鞣製学 / 沢山智著 沢山,智(1891-1965) 共立出版 1952 青森県立図書館所蔵,
参考資料:
1 モーリー 通巻25号 北海道新聞野生生物基金 1999 Z114,
参考資料:
2 モーリー 通巻28号 北海道新聞野生生物基金 1999 Z114,
参考資料:
3 農家の友 第60巻第4号通巻704号 北海道農業改良普及協会 1956 Z501,
参考資料:
4 faura ファウラ 北海道の自然を知る 通巻25号 北国からの贈り物 2003年 Z114,
参考資料:
5 毛皮鞣製法 村田 喜一∥著 北方出版社 1948 097/SH/176,
参考資料:
6 皮革実験学 村田/喜一?著 育生社弘道閣 1943 584.1/MU,
参考資料:
7 毛皮鞣製法・自家製革法 村田 喜一∥著 北方出版社 1948 097/SH/177,
参考資料:
8 総合皮革科学 日本皮革技術協会 1998.3 584.1/SO,
参考資料:
9 毛皮 三島/康七?著 育生社 1937 648/963/25,
参考資料:
10 毛皮鞣製・染色・鑑定・保存法 沢山/智?著 成美堂書店 1934 648/962/2,
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粉物の真空保存技術について知りたい。(北海道立図書館)
農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波事務所が運営する農産物系の雑誌論文の横断検索サイト「AgriKnowledge(アグリナレッジ)」をキーワード「真空保存 粉」において検索したところ、そばに関する次の論文があることがわかった。なお、小麦粉に関する資料は見当たらなかった。
「そばの保存にともなう化学発光量の変化と品質劣化の推定」 掲載誌:日本食品保蔵科学会誌
巻号:29巻・ 5号, p.291-296(2003-10)
閲覧方法:アグリナレッジからPDF本文の全文を閲覧することができる。
<参考例紹介>
質問の真空保存に関しては、酸化による品質の阻害要因である酸素の除去を目当てにしたものと推測されるが、長期保存と品質の保持に関して、花粉の長期保存を真空を用いた論文事例があり、この論文において真空に加えて窒素の封入による検証が行われており、参考までに紹介する。
(有機物である花粉と粉体を同一視するのは適当とは言えないが、改質要因の検証例として参考にしてもらう)
「クリ雄花穂の真空乾燥による花粉の長期保存法の確立と実用化」果樹試験場報告 A 10号,p.45-55,(1983-03), 農林省果樹試験場
⇒ http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010263342.pdf
「種なしスイカ生産のための部分不活化花粉の長期保存法」北農 76巻・2号,p.150-154,(2009-04), 北海道農事試驗場北農會
⇒ http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010781539
⇒ 上記2論文についてもPDF版で全文を閲覧することができる。
なお、インターネット上では真空と保存に関して検索すると真空調理に関するものが多数表示されるが、今回の調査内容とは異なるため、除くことにした。(「真空調理の父」谷孝之の真空調理ポータルサイト他)
(上記すべてのインターネット情報は2014年4月1日最終確認)
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版画絵本「絵本風俗往来」「浮世床」「教草女房形気」が見たい。(北海道立図書館)
浮世絵の祖とされる菱川師宣(?-1694)は、寛文から元禄にかけて挿絵画家として活躍した。その絵は江戸の人々の人気を博し、挿絵から独立して「絵本」として鑑賞された。(国会図書館HPの「国会図書館開館60周年記念貴重書展」第三部「楽しむ」~絵入り本の様ざま~の記述による。)
・「絵本江戸風俗往来」四代目 歌川 広重作 明治38年 復刻版として「江戸府内絵本風俗往来」があり(当館所蔵あり)
国会図書館近代デジタルライブラリーで明治38刊のものを前頁閲覧可能。
・「浮世床」式亭三馬 著 明治19 「新潮日本古典集成 浮世床・四十八癖」に収録されている。
国会図書館近代デジタルライブラリーに2種あり。
・「教草女房形気」 山東京山 弘化4年(1847年)~慶應4年(1868年)
当館所蔵「娘節用」(有朋堂文庫)に収録されている。
国会図書館近代デジタルライブラリーにあり(三栄社 明治18~19)
国文学研究資料館 近代書誌・近代画像データベースに20件掲載されている。
以上を紹介。
参考資料: 1 江戸府内絵本風俗往来 菊池/貴一郎?文・絵 青蛙房 2003.5 382.136/E,
参考資料:
2 浮世床・四十八癖 式亭三馬∥[著] 本田康雄∥校注 新潮社 1982.7 913.55/SH,
参考資料:
3 娘節用 [曲山人?著] 有朋堂書店 1927 080/034-112/51,
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讃岐通史に讃州府史、讃史百話が参考文献としてあげられているが所蔵しているか?(香川県立図書館)
(1)次の所蔵あり。
・讃州府志: 一名・翁嫗夜話 / 増田休意[他]. -- 香川新報社, 大正4
・江戸後期諸国産物帳集成. 第16巻 / 安田健. -- 科学書院, 2004.2. -- (諸国産物帳集成 ; 第2期)
※「讃州府志」を含む。
(2)次のタイトルは所蔵なし。 ※NDLやネットでも該当なし。
・讃史百話
参考資料: ・讃岐通史 / 曽川寿吉. -- 上田書店, 大正15
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1020478
http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000599656/jpn, (インターネットで全文確認可能。)
参考資料: ・讃州府志: 一名・翁嫗夜話 / 増田休意[他]. -- 香川新報社, 大正4
http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000566096/jpn ※NDL 館内公開資料 ,
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「音楽と音楽性」という言葉を含む本は?(香川県立図書館)
Webcatplusの一致検索:音楽と音楽性 で 次の資料の目次が該当。(内容が適切かどうかは不明・・・)
・人間と音楽の歴史 2(古代音楽)第7 古代アメリカ 音楽之友社 1993.9(7620 N8 2-7)
※目次に「音楽と音楽性」あり。
回答プロセス:当館資料を「音楽と音楽性」でキーワード検索しても該当なし。
事前調査事項:「音楽と音楽性」という言葉以外は不明。
備考:大学等の課題?
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与謝野晶子が香川県について詠んだ短歌およびその意味が掲載された資料は?(香川県立図書館)
次の所蔵あり。
・碧瑠璃 植岡康子,田山泰三/著 香川明星倶楽部 2006.11
※p.10-21「晶子先生・寛先生短歌評釈」
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「ずっといっしょ」「いつもいっしょ」みたいなタイトルで、犬が死んだ飼い主の「まきちゃん」を思い出す、みたいな内容。日本の絵本で白っぽい本。何で見たか等、他に探す手掛かりになるような情報は思い出せない。(香川県立図書館)
次の資料かと思われる。
・いつでも会える 菊田まりこ/著 学習研究社 1998.12(J K417 書庫)
※犬のシロが「みきちゃん」を思い出して涙ぐむ場面などあり。
回答プロセス:(関連情報)
・菊田まりこさん ボローニャ国際児童図書賞受けた絵本作家(ひと) (文・西秀治 写真・須長孝栄)朝日新聞 1999年06月20日
※絵本「いつでも会える(学研)」に関する記事。
・子供の世界に大人が夢中!? おまけ目当てに徹夜で並び 朝日新聞夕刊 2001年03月10日
※「女性意識した本作り成功」に次の記述あり。
「・・・分厚い文芸書が並ぶフィクション部門で、三月第一週の七位に入ったのは、表紙に白い犬が描かれた小さな絵本「いつでも会える」(菊田まりこ著)だった。犬のシロが飼い主と死別する悲しみを乗り越える姿を描いた物語で、一九九八年暮れに出版された。国際的な図書展で受賞したこともあって、九十五万部を突破。不振が続く児童書業界で、異例の大ヒットとなった。・・・」
参考資料:泣ける絵本を紹介して欲しい。大人も子どもも感動する絵本。(福井県立図書館).
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000006-I000101513-00,
参考資料:柳田邦男 著. 大人が絵本に涙する時. 平凡社, 2006.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008427773-00, 4582833438
寄与者:福井県立図書館
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茶室における花蛭釘(はなひるくぎ)、釜蛭釘(かまひるくぎ)の位置や向きについて知りたい。(香川県立図書館)
次の2点に関連情報あり。
・自慢できる茶室をつくるために 根岸照彦/著 淡交社 1986.6 527.4 (7916/ N3/ 書庫)
※p.111-114「38 花入を掛ける釘 花釘」
p.114-117「39 釣花入の釘」
p.152-154「釣釜の釘 蛭釘」
・茶室建築の実際 松嶋重雄/著 理工学社 1994.4 521.86(5218/ M15/)
※p.60「蛭釘」
p.135「花蛭釘の位置」
(追記)
・茶室茶庭事典 重森三玲/著 誠文堂新光社 1973 791.6
※p.495「はなくぎ 花釘」、p.513「ひるかぎ 蛭鍵」の項あり。昔の文献による寸法に関する内容を含む。
・和風金物の実際 デザインと使い方 稻上文子/著 学芸出版社 2013.9 524.28
日販マーク内容紹介:町家から寺社にいたる古今の金物の種類と意匠、使い方を多数の写真と図面で説いた1冊。襖引手、釘隠し、錠前など和風建築および古建築を彩る金物の魅力を余すことなく伝える。商業デザインの素材にも最適。
※p.132「花釘」、p.133「花蛭釘」、p.139「釜蛭釘」などあり。
回答プロセス:次の資料を確認したが、あまり参考になりそうな記述は見当たらなかった。
・茶道聚錦(全12巻+別巻)(5218 N21 6)
※総索引「蛭釘⑦131」とあったが、位置等はなし。
・現代の茶室普請(5218 K8 3 書庫)
※p.175「蛭釘」の項あり。位置等はなし。
・水屋の心得(7910 T1)
※p.71「釣釜のかけ方」に「蛭釘」、p.36「釣花入、掛花入の準備」に「花蛭釘」はあるが、位置等はなし。
・表千家(7912 S7)
・朝茶事(7917 S1 2)
・正午の茶事(7917 S1 3-1)
・現代の茶室建築(5218 K8 3 書庫)
※p.174「無双釘」の項はあるが、位置等なし。
・公共茶室(5218 N21 2 書庫)
・京の茶室(5218 H5 2 書庫)
・茶室平面図(5218 O7)
・茶室空間入門(5218 F8)
・しくみで解く茶室(5218 T29)
・茶室とインテリア(5218 U6)
・茶室の解明(5218 N39)
※p.144「花釘」の項はあるが、位置等なし。
・茶室(5270 W9 1-3)
事前調査事項:表千家の茶室で、とのこと。
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昭和34年の年賀切手「鯛えびす」の図案決定の背景や、そのときの報道等について書かれた資料は? 「鯛えびす」は高松の郷土玩具である嫁入り人形の一種。なお、年賀切手は、年末に各地の郷土玩具を題材として発行するのが慣例となっている。(香川県立図書館)
<年賀切手「鯛えびす」の図案の元が何か等について>
次のブログの記述が参考になると思われる。
・「高松の鯛えびす」(「郵便学者・内藤陽介のブログ」)
http://yosukenaito.blog40.fc2.com/blog-entry-1233.html
なお、このブログの情報により、次の図書に「鯛えびす」についての詳細な記述がありそうだが、
当館所蔵なし。
・年賀切手 解説・戦後記念切手 内藤陽介/著 日本郵趣出版 2008.12
当館所蔵資料では、次の所蔵あり。
・年賀状の戦後史 角川oneテーマ21 内藤陽介/〔著〕 角川書店 2011.11
※p.86-88「消えゆく郷土玩具の記録として」の項に、年賀切手「鯛えびす」について、次のような内容あり。
・高松地方の「嫁入り人形」は、もともとは、土を型抜きして日干しにし、胡粉で彩色した素朴なもので、
題材としては、鯛えびすとちん鯛が好まれた。
・切手が発行された昭和33年の時点では、高松市栗林町の宮内フサ(当時74歳)が作るのみとなっていた。
なお、当時の宮内が作っていた人形は、破損を防ぎ、軽量化を図るため、土製ではなく、張子のものである。
・香川年鑑 昭和35年 四国新聞社/編 四国新聞社 1959.11
※p.334「郷土玩具」の項に次の記述あり。
・「土づくりはこわれやすいので、切手図案に選ばれたきっかけに、ハリコ作りに改められ、かえってよろこばれている。」
・四国逓信百話 逓信協会四国郵政局支部/編 逓信協会四国郵政局支部 1972.7 K693.2
※「四国ゆかりの郵便切手」の項に次の2つの情報あり。
・p.420-421「鯛えびす」の項に次の記事あり。
「昭和34年新年にちなむ五円切手の”鯛えびす”は、讃岐の郷土人形を代表するものからとっている。人形の製作者は宮内フサさん(八八)・・・。鯛はめでたいに通じ、縁起のよいさかな、えびす神も鯛には縁が深いが、新年にふさわしいものばかりである。」
・「四国ゆかりの郵便切手」の表p.423に次の内容あり。
◇新年用切手 五円郵便切手
発行年月日:昭和33年12月20日
意匠刷色など:鯛えびす(昭和34年新年用)赤、赤味黄、青、黒
<年賀切手「鯛えびす」発行当時の報道等について>
・香川年鑑 昭和35年 四国新聞社/編 四国新聞社 1959.11
※p.334-335「郷土玩具」の項に次のような内容あり。
・昭和34年の年賀五円切手(1500万枚発行)図案に選定されたタイモチエビスの人形は、
高松の郷土玩具、嫁入り人形の一種。
・現在の作者宮内フサは、父梶川政吉から人形作りを習い今日に至っており、伝統郷土玩具ただ一人の作者である。
・お年玉切手の図案になって、全世界に知られたこのタイモチエビスの人形の作者として、
宮内フサは、松山郵便局長、国東高松市長に表彰された。
・昭和33年12月20日に、タイエビス切手発売記念に、高松郵便局が一週間三越で、高松郷土人形展を開催し、局員が出張し、記念スタンプを押した。
・昭和34年1月15日、通町 中村正三郎邸で、宮内フサのタイエビス切手図案採択を歓び、郷土玩具研究会が開催された。
・昭和34年2月28日 香川県郵趣連盟 島田英士会長ら会員が、宮内フサの栗林町の仕事場でお祝いの集会を開いた。その時郷土玩具研究家加藤増夫も招待された。記念品を贈呈し、一同で記念撮影をした、とのこと。
・昭和34年5月4,5日 甲府市で開催された全国郷土玩具友の会第1回全国大会で、宮内フサの功労に対し、表彰状と記念品が贈られた。
・切手図案になったタイモチエビス人形は、高松郷土玩具製作者、大崎豊五郎、久保衛、乃村定一らがそれぞれ新作のタイモチエビス人形を売り出し好評を博した。
<その他>
他にも、
次の資料を確認したが、年賀切手「鯛えびす」の図案の元が何か、等についての記述は見当たらなかった。
・近代香川の人物譜 菊池寛と同じ時代を生きた人々 特別展 高松市歴史資料館/編 高松市歴史資料館 2008.6
※p.14,15 宮内フサ の項に 「鯛持えびす」の写真あり。
p.20 宮内フサ年譜に次の記述あり。
「昭和34年(1959)鯛持えびすが郵便年賀切手のデザインに採用される」
・全国郷土玩具展 樋口準一氏寄贈玩具を中心として 特別展 高松市歴史資料館/編 高松市歴史資料館 1997.7
※p.30「梶川系宮内フサ」、p32-33「宮内人形」の項あり。
・全国郷土玩具ガイド 4 四国・九州 畑野栄三/著 婦人界出版社 1993.6
※p.14「鯛えびす」あり。
・宮内フサ 追悼号 ふりつち 佐々木正夫/編 讃岐おもちゃの会 1986
・中・四国おもちゃ風土記 中国新聞社 1977.9
※p.98-100「奉公さん」「つまみ人形」に「宮内フサ」の名前あり。
・さぬきの顔 ベルブックス 山田竹系/著 四国毎日出版社 1977.7
※p.138-143「宮内フサ」
・四国のおもちゃ 加藤増夫/著 四国新聞社 1977.3
※p.66-67「宮内媼の栄誉」あり。
・さぬきの人間もよう 山陽新聞社高松支社/編 山陽新聞社高松支社 1966.6
※p.106-107「七十余年人形ひと筋 宮内ふさ」
・(雑誌)RNCエリア情報 128号(1983/10)
※p.35-41「百寿迎えた郷玩作者 宮内フサさん」あり。
参考資料:内藤陽介 [著]. 年賀状の戦後史. 角川書店, 2011. (角川oneテーマ21 ; B-152)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023153006-00, 9784041100875(目次
第1章 焼け跡から、尋ね人への“謹賀新年”―終戦直後
第2章 「日本の正月」をいかにデザインするか?―GHQ占領期
第3章 カラー切手登場、賞品はテレビ―朝鮮戦争特需後
第4章 郵政労使闘争に巻き込まれる年賀状―五十五年体制の幕開け
第5章 我が町から“大臣切手”で地域振興を―東京オリンピック前後
第6章 干支は一巡し、郵便番号導入―高度経済成長末期
第7章 「インフレ」「年末闘争」という受難―オイルショック期
第8章 プリントゴッコ人気と天皇病臥の自粛の中で―昭和の終わり
終章 “戦後”の終わり、そして平成へ)
参考資料:四国逓信百話. 逓信協会四国郵政局支部, 1972.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001149490-00,
参考資料:内藤陽介 著. 年賀切手 : 解説・戦後記念切手 別冊. 日本郵趣出版, 2008.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009987019-00, 9784889637021(※当館所蔵なし。)
参考資料:加藤幸治 著. 郷土玩具の新解釈 : 無意識の"郷愁"はなぜ生まれたか. 社会評論社, 2011.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023207086-00, 9784784515080
参考資料:金沢の郷土玩具の切手が、いつどのようなものが出たのかを知りたい。(石川県立図書館).
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000006-I000082968-00,
寄与者:石川県立図書館
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