例えば、次のような資料に記述あり。
・図説土木用語事典 土木出版企画委員会/編修 実教出版 2006.10 510.33
※p.250「すべり止め処理(non-skid treatment)」
図あり。
輪状の滑り止めに関する記述はないが、次の関連情報あり。
・土木用語大辞典 土木学会/編 技報堂出版 1999.2 510.33
※p.659「すべり止め舗装」の項あり。図なし。
参考資料:土木出版企画委員会 編修. 図説土木用語事典 新版. 実教出版, 2006.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008339281-00, 4407309482
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コンクリートの坂道などにあるリング状の滑り止めについて書かれた資料(香川県立図書館)
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「ピー」、「ピーポー」、「ピンポーン」といった機械音を英語でどう表現するか調べる。(香川県立図書館)
例えば次の所蔵あり。
・いまどきのニホン語和英辞典 俗語・流行語・業界用語…なにげに使ってるコトバを英語にしてみる デイヴィッド・P.ダッチャー/編著 研究社 2009.3 834
※次のような見出し語あり。
p.179「ピー」(〔発信音などの〕a beep; a bleep.) ※放送、留守番電話
p.179「ピーポー(パーポー)〔サイレンの音〕the "bee-po" sound of an ambulance siren
p.187「ピンポ(ー)ン」(〔チャイムの音〕ding-dong,★⇒ブー) ※玄関のベル、正解など
(関連資料)
・世界のことばあそび 5 いろんな国のオノマトペ こどもくらぶ/編 旺文社 2008.3 C807
・〈和英〉擬態語・擬音語分類用法辞典 アンドルー・C.チャン/著 大修館書店 1990.12 833
・オノマトピア 擬音語大国にっぽん考 桜井順/著 電通 1986.8 801.4
・日英擬音・擬態語活用辞典 尾野秀一/編著 北星堂書店 1984.11 833
・和英擬音語・擬態語翻訳辞典 藤田孝/編 金星堂 1984.10 833
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「歴」と「暦」の違いや使い分けについて書かれている資料(香川県立図書館)
例えば、次のような所蔵あり。
・暦の漢字学 水上静夫/著 雄山閣出版 2000.7
※p.34-39「『暦』とは」の項に、「歴」と「暦」の成り立ちなどについての説明あり。
・漢字を正しく使い分ける辞典 中村明/著 集英社 2006.2
※p.421「れきねん 暦年 歴年」の項あり。「暦年」と「歴年」の違いについて説明あり。
参考資料:水上静夫 著 , 水上, 静夫, 1922-. 暦の漢字学. 雄山閣出版, 2000.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002992341-00, 4639016905
参考資料:中村明 著 , 中村, 明, 1935-. 漢字を正しく使い分ける辞典. 集英社, 2006.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008123045-00, 4084001201
備考:(関連情報)
・神護寺(京都市)が所蔵する弘法大師直筆の国宝「灌頂歴名(かんじょうれきみょう)」に関する資料。「灌頂歴名(かんじょうれきみょう)」とは、空海が神護寺で儀式「灌頂」を行った人物名を自ら書き記した記録。(当館事例)
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000022949
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「承認欲求」など心理学や社会学でいう「承認」についての図書(香川県立図書館)
例えば次のような所蔵あり。
・承認をめぐる闘争 社会的コンフリクトの道徳的文法 叢書・ウニベルシタス アクセル・ホネット/〔著〕 法政大学出版局 2014.7 361.1
・人間形成と承認 教育哲学の新たな展開 ローター・ヴィガー/編著 北大路書房 2014.7 371.1
・承認をめぐる病 斎藤環/著 日本評論社 2013.12 493.7
・なぜ日本は若者に冷酷なのか そして下降移動社会が到来する 山田昌弘/著 東洋経済新報社 2013.12 367.6
※承認の市場
・シリーズ福祉社会学 1 公共性の福祉社会学 東京大学出版会 2013.2 369.08
※権力・承認・福祉社会 / 宮本太郎著
・ポスト3・11変わる学問 気鋭大学人からの警鐘 河合塾/編 朝日新聞出版 2012.3 002
※ジモト、ナナメの関係、趣味縁…「承認の共同体」から生まれる、若者による民主主義 / 鈴木謙介著
・「認められたい」の正体 承認不安の時代 講談社現代新書 山竹伸二/著 講談社 2011.3 114.5
・希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 光文社新書 古市憲寿/著 光文社 2010.8 290.9
・自由への問い 1 社会統合 〔齋藤純一〕/〔ほか編〕 岩波書店 2009.11 316.1
※対論 自由の相互承認に向けて / 齋藤純一, 宮本太郎述
・認められたい! がぜん、人をやる気にさせる承認パワー 太田肇/著 日本経済新聞社 2005.6 336.3
・実践と相互人格性 ドイツ観念論における承認論の展開 高田純/著 北海道大学図書刊行会 1997.9 134.3
・岩波講座文化人類学 第9巻 儀礼とパフォーマンス 青木保/〔ほか〕編集 岩波書店 1997.8 389
※儀礼の位相 承認と解釈(杉島敬志著)
・承認と自由 ヘーゲル実践哲学の再構成 高田純/著 未来社 1994.7 134.4
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戦前の師範学校,旧制中学校,高等学校,実業学校,旧制高等学校の修学旅行に関する資料はあるか。(茨城県立歴史館(閲覧室))
各学校の沿革史や同窓会誌などをご覧になってはいかがでしょうか。記述内容の多少はありますが,いずれも旅行の日程や趣旨,生徒の感想などが記載されております。
他には「いはらき新聞」(明治36年8月4日)に当時は珍しかった,修学旅行の記事がありました。
学校の機関誌には,修学旅行を体験した生徒の作文が収録されているものもあります。
回答プロセス:1.当館に所蔵している学校沿革史や同窓会誌を検索し,複数冊紹介する。
2.新聞,機関誌の史料から,修学旅行に該当する部分を紹介する。
修学旅行に関する記事「大坂行の太田中學生一行」(→大阪は「大坂」と表記されている) 〈いはらき新聞(明治36年8月4日)〉 <当館請求記号 K071/3/01-04> 旧制土浦中学校機関誌「進修」
3.これらの史料は当館にて閲覧可能であることを伝える。
参考資料:水戸一高百年史 水戸一高百年史編集委員会編 水戸第一高等学校創立百周年記念事業実行委員会 1978 910p 図版 〈当館請求記号 K376.4/1/78〉,
参考資料:下館一高史 旧制中等学校編 茨城県立下館第一高等学校編 1980 26,1488p(図共) 図版7枚 〈当館請求記号 K376.4/29〉,
参考資料:創立百周年記念誌 進修百年 茨城県立土浦第一高等学校創立百周年記念誌編纂委員会編 1997.11 1091p 〈当館請求記号 K376.4/17/97〉,
参考資料:益習の百年 -茨城縣立太田中学太田第一高等学校百年の歩み- 益習の百年編集委員会編 茨城県立太田第一高等学校創立百周年記念事業実行委員会 2000.10 996p 図版 〈当館請求記号 K376.4/40/000〉,
参考資料:為桜百年史 為桜百年史編纂委員会編 茨城県下妻第一高等学校創立百周年記念事業実行委員会 1997 904p 〈当館請求記号 K376.4/36/97〉,
参考資料:石岡二高史 第一部 石岡二高校史編纂委員会編 1992.11 209,123p 図版 〈当館請求記号 K376.4/22/92〉,
参考資料:下館二高100年のあゆみ 下館二高100年のあゆみ編纂委員会編 茨城県立下館第二高等学校創立100周年記念事業実行委員会 2000.9 245p(図共) 〈当館請求記号 K376.4/88〉,
参考資料:水戸二高百年史 茨城県立水戸第二高等学校百年史編纂委員会編 2000.9 855p 図版12枚 〈当館請求記号 K376.4/3/000〉,
参考資料:水商百年史 〔茨城県立水戸商業高等学校〕百周年記念事業百年史委員会「水商百年史」編集委員会編 茨城県立水戸商業高等学校創立百周年記念事業実行委員会 2002.10 915p 図版 〈当館請求記号 K376.4/8/002〉,
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認知症の人でも楽しめるクイズが書かれた本はないか。(牛久市立中央図書館)
以下の資料を紹介。
・『軽い認知症の方にもすぐ役立つなぞなぞとクイズ・回想法ゲーム』(今井 弘雄/黎明書房/2011)
・『シニアのための大笑いクイズと大笑い健康体操』(今井 弘雄/黎明書房/2013)
回答プロセス:①自館検索システム(OPAC)で「認知症 クイズ」をキーワード検索。
→『軽い認知症の方にもすぐ役立つなぞなぞとクイズ・回想法ゲーム』(今井 弘雄/黎明書房/2011)がヒット。
しかし、貸出中のため、紹介のみ。
②①の資料と同シリーズ(シリーズシニアが笑顔で楽しむ)の本を確認し、以下を紹介し、貸出。
→『シニアのための大笑いクイズと大笑い健康体操』(今井 弘雄/黎明書房/2013)
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「食菜録」について (1) 「食菜録」の所蔵の有無 (2) その中に「蒸餅」という項目はあるか(茨城県立歴史館(閲覧室))
(1) 当館では,『水戸烈公の醫政と厚生運動 下巻』という図書に翻刻されている「食菜録」があります。
(2) 同書p.182に「188 蒸餅(パン)製法」という項目があります。
回答プロセス:(1) 当館DB及び茨城県立図書館OPACを検索
→『水戸烈公の醫政と厚生運動 下巻』の内容細目で「烈公著の食菜録に就て」がヒット→内容を確認
pp.100-185に「食菜録」の翻刻あり。
p.99に原本は水戸彰考館所蔵とあるが,『国書総目録』では「旧彰考館」とあるため,消失していると思われる。
(2) 同書p.182「188 蒸餅(パン)製法」の項目あり。
『彰往考来』p.127に「パン製法」があるが,こちらは出典が「140 パン製法」とあり「蒸餅(パン)製法」ではない。
参考資料:石島績 著 , 石島‖績. 水戸烈公の医政と厚生運動 下巻. 日本衛生会, 1943.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I001081559-00, (当館請求記号 K490/8/2)
参考資料:彰往考来 : いばらき味絵巻. 茨城県観光協会, 2000.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I048261293-00, (当館請求記号 K383/8)
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茨城県内の親鸞ゆかりの寺を車でまわりたい。 足跡がわかるような資料はないか。(茨城県立歴史館(閲覧室))
『親鸞の風景』,『親鸞-茨城滞在20年の軌跡-』,『親鸞めぐり旅』等の図書があります。
当館特別展図録『親鸞-茨城滞在20年の軌跡-』については,品切となっています。
茨城県立図書館に貸出用図書がありますので,他館の図書をお近くの図書館を通じて借りる「相互貸借」で借りることもできます。詳しくはお近くの図書館にご相談ください。
回答プロセス:(1) 書架より関係する図書を確認。
◎『親鸞の風景』,2009,茨城新聞社,¥3,800-(K188/16)…旧跡・二十四輩を紹介(寺についての解説付)
○『親鸞めぐり旅』,2010,講談社,¥1,524-(K188/38)…県内は10ヶ所のみ。
◎『親鸞-茨城滞在20年の軌跡-』(K069.9/2/009-2)…特別展図録。売切。
地図(pp.164-167)については,『親鸞の風景』よりわかりやすい。
⇒購入可能なものとして上の2点を紹介。[調査日 2014/10/25]
(2) 茨城県立図書館の所蔵状況を確認
『親鸞の風景』,『親鸞-茨城滞在20年の軌跡-』貸出用あり→相互貸借可
⇒相互貸借も案内
参考資料:今井雅晴, 飛田英世 執筆 , 今井雅晴 監修. 親鸞の風景. 茨城新聞社, 2009.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010672514-00, 9784872732481(当館請求記号 K188/16)
参考資料:茨城県立歴史館編. 特別展 親鸞 -茨城滞在20年の軌跡-. 茨城県立歴史館, 2010., (当館請求記号 K069.9/2/009-2)
参考資料:講談社学芸局 編 , [上山大峻, 今井雅晴] [監修]. 親鸞めぐり旅. 講談社, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010853414-00, 9784062910033(当館請求記号 K188/38)
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(1) 那珂川の水運について関係する資料を見せて欲しい。 (2) また,反射炉造成に使った陶土を,栃木県那珂川町(旧馬頭町)から持って行くため,大島高任らが調査をした資料があるか。(茨城県立歴史館(閲覧室))
(1) あいにく「那珂川の水運」としてまとめられている史料群はありませんので,お手数ですが,関連しそうなキーワードを蔵書検索システムに入力し,該当する史料をご確認ください。
なお,那珂川沿いの商家文書群としては,「木内信基家文書」「関沢賢家文書」「大森智家文書」がありますので,こちらの目録もご覧ください。「関連資料を検索」ボタンをクリックすると一覧が表示されます。 [last access 2014/11/07]
(2) 当館所蔵の資料では『水戸市史 中巻(4)』及び『那珂湊市史料 第12集(反射炉編)』に記述がありました。
『那珂湊市史料 第12集(反射炉編)』pp.231-235に「鉄銃製造御用中心覚の概略」という史料が翻刻されており,p.233上に「同年十一,二月の交,小砂子村の陶土を以て反射炉建築の堪火煉瓦を試製す。良結果を得たり。」の記述があります。
回答プロセス:(1) 歴史資料課研究員に確認
→ 「那珂川の水運」というテーマでまとめてある資料はない。
① 『水戸市史』の水運についてのページで出ているキーワードを蔵書検索システムに入力して該当しそうな史料を閲覧する。
② 関係しそうな家文書の目録から検索する。
木内家(水戸藩領内一の豪商(材木商・大名貸),湊村→ひたちなか市)
関沢家(紙問屋,野口村→御前山村→常陸大宮市)
大森家(紙問屋,長倉村→御前山村→常陸大宮市)
(2) 『水戸市史 中巻(4)』より反射炉の建設に関するページ(pp.644-662)を調査。
p.648に「那須郡小砂村(栃木県馬頭町)の土が鉄分が少なく,極めて良好である事が分かった。」とある。
p.662によれば,反射炉建設と大砲鋳造の経過の主たる史料として,佐久間貞介著「反射炉製造秘記」(日本科学古典全書8)〈県図408/17/8〉が挙げられているので,この図書の参考文献をあたれば,どの史料であるかがわかるのではないか。
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【追加】
『那珂湊市史料 第12集(反射炉編)』(K219/8/12)に「反射炉製造秘記」をはじめ,反射炉関係の史料が収められている。
pp.231-235に「鉄銃製造御用中心覚の概略」があり。
p.233上に「同年十一,二月の交,小砂子村の陶土を以て反射炉建築の堪火煉瓦を試製す。良結果を得たり。」の記述あり。
p.323のあとがきによれば,「鉄銃…」は「水戸徳川家による『水戸藩史料』「反射炉の建設」編纂のために(大島高任より)提出された記録」と記述あり。
→当館には所蔵なし。
参考資料:水戸市史編さん委員会 編. 水戸市史 中巻4. 水戸市役所, 1982.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I015965517-00, (当館請求記号 K211/1/2-4)
参考資料:三枝博音 編. 日本科学古典全書 復刻 8 (冶金・農業・製造業). 朝日新聞社, 1978.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001385762-00, (茨城県立図書館請求記号 408/17/8)
参考資料:那珂湊市史編さん委員会 編. 那珂湊市史料 第12集. 那珂湊市, 1991.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I016197772-00, (当館請求記号 K219/8/12)
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大工さんに頼まず、自分で家を建てたい。参考になる本はないか。(牛久市立中央図書館)
以下の資料を紹介。
・『建てる前に読む家づくりの基礎知識』(日経アーキテクチュア/日経BP社/2014)
・『2×4工法で夢の我が家をセルフビルド』(藤岡 等/エクスナレッジ/2009)
回答プロセス:①自館検索システム(OPAC)で「建築 家」をキーワード検索。
→ヒットした本の中から、『建てる前に読む家づくりの基礎知識』(日経アーキテクチュア/日経BP社/2014)を紹介。
②建築関係の棚(NDC:527)をブラウジング。
→『2×4工法で夢の我が家をセルフビルド』(藤岡 等/エクスナレッジ/2009)を紹介。
①②を貸出して、レファレンス終了。
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水戸藩の剣術指南役に関する資料を探している。(茨城県立歴史館(閲覧室))
水戸藩の剣術指南役そのものについてまとまった資料がなく,どの程度の資料をお求めであるかわからなかったため,当館で所蔵しております資料の状況を報告します。
(1)『水戸市史 中巻(2)』
第12章 武芸の発達 p.679-680
第1節 武芸の概況 p.680-692
第2節 武芸の制度 p.693-699
第3節 武芸の諸流派(1)(剣術・居合術・槍術) p.699-714
(うち剣術の項目はp.699-706,713)
第4節以下(略)
(2)『水戸市史 中巻(3)』,昭和51,水戸市史編さん委員会 編,水戸市役所
第15章 天保の改革(1)
第7節 武芸の改革 p.245-284
(うち剣術の記述はp.259-264,277-283)
(1),(2)とも水戸藩で行われていた武術について流祖・水戸藩初代・道統・特色などについて概観されています。
(3) 『水戸藩に於ける水府流の沿革』,昭和11,荷見守文 著,安信舎
水戸藩で行われていた武術は多数の流派があり,そのうちの水府流の沿革についてまとめられた図書です。
指南については,指南伝系・任命・門人推挙など比較的詳しく書かれています。
水戸藩に於ける水府流剣術の沿革(江戸時代の指南に関する頁のみ:p.6-38)
4 水府流剣術水戸指南伝系
5 指南の任命
6 水府流剣術江戸指南伝系
7 水府流剣術伝書につきて
8 水府流剣術の免許
9 水府流剣術の最盛期
10 嘉永4年武術概況
11 弘道館の武館
12 指南の門人推挙
(4)『幕末関東剣術英名録の研究』,昭和42,渡辺一郎 著,渡辺書店
資料として「万延元年 武術(剣道)英名録」,「明治21年 皇国武術英名録」,「直心影流萩原連之助 剣客録」が掲載されています。
いろは順になっているため,水戸藩としてまとまっているページはありません。
また,当館では所蔵していませんが,次のような資料もあります。
(5)『武術名家伝』,1902,菊巒加門 編,菊巒加門
国立国会図書館近代デジタルライブラリー http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/860468 [last access 2014/11/07]
(6)『日本武術名家伝』,1902,飯島唯一 編,飯島唯一
いずれも国立国会図書館と茨城県立図書館で所蔵しています。
(7)『水府武術伝系』,『水藩武技名家墓誌集』
上記(1)の『水戸市史』の参考文献としてあがっていました。
いずれも彰考館文庫所蔵となっていますので,公益財団法人徳川ミュージアムが所有者となります。
徳川ミュージアム http://tokugawa.gr.jp/ [last access 2014/11/07]
【追記】 2014/10/10
『茨城県歴史館 和書目録1』(pp.50-51)に挙げられている武芸に関する和書も参考にご覧ください。
・『武名鑑』(※写横一冊/嘉永年間,諸藩の武芸者の姓名を記録する)
・『諸藩撃剣教師姓名録』 明治4年 (※写一冊/水戸弘道館蔵)
・『遊学名簿』(※写一冊/水戸弘道館蔵)
また,『茨城県立歴史館史料叢書 3 弘道館史料Ⅰ』『茨城県立歴史館史料叢書 6 弘道館史料Ⅱ』の中にも記録がございます。
回答プロセス:(1) DBを検索
(2) 書架(水戸市史,K780(武術))にて確認
(3) 国会図書館サーチで検索
(4) 研究員からの情報を追記(更新日:2014/10/10)
参考資料:水戸市史編纂委員会 編 , 水戸市. 水戸市史 中巻 2. 水戸市, 1969.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001211722-00, (当館請求記号 K211/1/2-2)
参考資料:水戸市史編纂委員会 編 , 水戸市. 水戸市史 中巻 3. 水戸市, 1976.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001211723-00, (当館請求記号 K211/1/2-3)
参考資料:荷見守文 著 , 荷見, 守文. 水戸藩に於ける水府流の沿革. 荷見守文, 1936.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000734503-00, (当館請求記号 K780/9)
参考資料:渡辺一郎 編著 , 渡辺, 一郎, 1924-. 幕末関東剣術英名録の研究. 渡辺書店, 1967.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001109890-00, (当館請求記号 780/4)
参考資料:『武名鑑』 嘉永年間 写横一冊, (当館請求記号 和17-5)
参考資料:『諸藩撃剣教師姓名録』 明治4(1871) 写一冊, (当館請求記号 和17-9)
参考資料:『遊学名簿』 写一冊, (当館請求記号 和17-10)
参考資料:茨城県立歴史館史料部 編 , 茨城県立歴史館. 弘道館史料 1. 茨城県立歴史館, 2000. (茨城県立歴史館史料叢書 ; 3)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002878482-00, (当館請求記号 K210.08/22/3)
参考資料:茨城県立歴史館史料部 編 , 茨城県立歴史館. 弘道館史料 2. 茨城県立歴史館, 2003. (茨城県立歴史館史料叢書 ; 6)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004073356-00, (当館請求記号 K210.08/22/6)
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千波湖が現在よりも大きかったことがわかる絵図や地図はあるか。(茨城県立歴史館(閲覧室))
現在の大きさと比較したい場合は,『水戸の城下町マップ』(茨城大学図書館発行)をご覧ください。
※『水戸の城下町マップ』は,1枚ものの地図なので,全部をコピーすることができません。全体のコピーが必要な場合は,発行者の茨城大学図書館へお問い合わせください。
茨城大学図書館(茨城県水戸市文京2-1-1)
TEL 029-228-8550
また,和書や古文書類の史料にある当時の絵図もありますのでご覧ください。(以下参考資料参照)
回答プロセス:1.「千波湖」「絵図」などで検索
2.当館発行、『和書目録一』の地理の項目から探る
3.下記の資料がヒット→②の資料が色彩つきで一番わかりやすいと思われる。
4.書架より『水戸の城下町マップ』を紹介
○『水戸の城下町マップ』
水戸都市計画図に天保元年(1830)写「水戸地図」(徳川ミュージアム所蔵)より作成した地図を重ねたもの。当時の地名も書かれており見やすい。弘道館開設前。
○『水戸の城下町マップ 幕末版』
水戸都市計画図に文久元年(1861)「水府家御屋敷割図」(茨城大学図書館所蔵)等より作成した地図を重ねたもの。会沢恒藏(正志斎)や中山(備前守)等家臣の家のあった場所も記入されている。弘道館開設後。
参考資料:①常州水戸城図, (当館請求記号 和8-56)
参考資料:②常州水戸絵図 ※天保年間以前の地図, (当館請求記号 平田家 1)
参考資料:③天明時代水戸地図, (当館請求記号 荻家 3)
参考資料:④水戸の城下町マップ : 古地図と歩こう!. 茨城大学図書館, 2009.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I048106218-00, (当館請求記号 K290.3/57)
参考資料:⑤小野寺 淳(1955〜) 著作 , 小野寺淳(1955〜). 水戸の城下町マップ : 古地図と歩こう! 幕末版 改訂版. 茨城大学図書館, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I048150197-00, (当館請求記号 K290.3/57/(2))
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『つくば市史』を閲覧したい。(茨城県立歴史館(閲覧室))
つくば市は,昭和62(1987)年に市制施行した市で,『つくば市史』は未だ刊行されていないようです。そのため,つくば市が誕生する前(合併前)の市町村史をご紹介いたしますので,参考資料をご覧ください。
回答プロセス:(1) 当館DBにて「つくば市史」を検索
→『つくば市史 史料集』(第1編~現在も刊行中)は所蔵あり。しかしながら,『つくば市史』はヒットせず。 [2014/11/07現在]
(2) つくば市誕生前の町村を確認
・『茨城県市町村合併史』(茨城県総務部市町村課編 2008)
昭和62(1987)年 新設合併 → 筑波郡大穂町,筑波郡豊里町,筑波郡谷田部町,新治郡桜村
昭和63(1988)年 編入合併 → つくば市(上の4つの町村),筑波郡筑波町
平成14(2002)年 編入合併 → つくば市(これまでの5つの町村),稲敷郡茎埼町
(3) 各町村史を検索
大穂町 → 『大穂町史』
豊里町 → 『豊里の歴史』
谷田部町 → 『谷田部の歴史』
桜村 → 『桜村史 上巻』『桜村史 下巻』
筑波町 → 『筑波町史 上巻』『筑波町史 下巻』
茎崎村 → 『茎崎村史』
参考資料:大穂町史編纂委員会 編 , つくば市教育委員会. 大穂町史. つくば市大穂地区教育事務所, 1989.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001992907-00, (当館請求記号 K238/27)
参考資料:豊里町史編纂委員会 編 , 豊里町史編纂委員会. 豊里の歴史. 豊里町, 1985.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I004002630-00, (当館請求記号 K238/24)
参考資料:谷田部の歴史編さん委員会 編 , 谷田部町教育委員会 (茨城県). 谷田部の歴史. 谷田部町教育委員会, 1975.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001221315-00, (当館請求記号 K238/11)
参考資料:桜村教育委員会 (茨城県). 桜村史 上巻. 桜村教育委員会, 1982.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001569641-00
桜村教育委員会 (茨城県). 桜村史 下巻. 桜村教育委員会, 1983.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001656445-00, (当館請求記号 K237/20/1・2)
参考資料:筑波町史編纂専門委員会 編 , つくば市. 筑波町史 上巻. つくば市, 1989.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002663406-00
筑波町史編纂専門委員会 編 , つくば市. 筑波町史 下巻. つくば市, 1990.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002663408-00, (当館請求記号 K238/30/1・2)
参考資料:茎崎村教育委員会(茨城県) 編 , 茎崎村教育委員会(茨城県). 茎崎村史. 茎崎村, 1973.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I015987487-00, (当館請求記号 K236/7)
参考資料:茨城県総務部市町村課 編集 , 茨城県総務部市町村課. 茨城県市町村合併史. 茨城県総務部市町村課, 2008.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I048094259-00, (当館請求記号 K318/7/008)
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高齢者の万引きに関する雑誌記事など(香川県立図書館)
(1)次の所蔵あり。
・一般の青少年と高齢者における万引きに関する心理的要因の検討 : 世代によって万引きへの意識はどのように異なるのか 大久保 智生. 堀江 良英. 松浦 隆夫 他
香川大学教育学部研究報告. 第1部 / 香川大学教育学部 編., (138):2012
・万引き防止対策に関する調査と社会的実践 社会で取り組む万引き防止 大久保智生/編,時岡晴美/編,岡田涼/編 京都 ナカニシヤ出版 2013.3
※付属資料(DVD-Video1枚 12cm):万引きにレッドカード! 索引あり
日販マーク内容紹介:万引きされにくい店作りと万引きしにくい関係作り。これまで「規範意識の醸成」など心の問題に結論を求め、効果のあがらなかった状況に対し、警察と大学が協働して調査を行い、データに基づく対策を提案する。
日販マーク著者紹介:【大久保】香川大学教育学部准教授。,【時岡】香川大学教育学部教授。
(2)所蔵はないが、NDL雑誌記事索引を
万引 高齢 老人 中高年などで検索すると、例えば、次のような記事が確認できる。
・排除か共生か : 高齢万引き再犯者への対応 坂井 昭宏
桜美林論考. 人文研究 / 『人文研究』編集委員会 編., (3):2012.3 2012.3.
・高齢者が"主役"の常習累犯窃盗罪 万引きをやめられない人たち(下) 金澤 匠
望星., 43(2)=513:2012.2 2012.2. Z7-521 全館の所蔵
・高齢者が"主役"の常習累犯窃盗罪 万引きをやめられない人たち(上) 金澤 匠
望星., 43(1)=512:2012.1 2012.1. Z7-521 全館の所蔵
・一般高齢者における万引きに関する心理的要因の検討 : 家族および友人関係,攻撃性,認知症傾向が万引きへの意識に及ぼす影響 宮前 淳子. 堀江 良英. 松永 祐二 他
地域環境保健福祉研究., 15(1):2012
霞が関eye 『高齢者の万引き」から見える日本 / 九十九政経研究所
政界往来. 77(2) [2011.2]
増加する高齢者万引きの実態とその対策--岩手県大船渡・盛岡地区における万引き対策のフィールドワーク / 山崎 剛信 ; 細江 達郎
岩手フィールドワークモノグラフ. (13) [2011]
優秀賞 高齢者の万引事件--情状弁護における福祉との連携 (決定!第7回季刊刑事弁護新人賞) / 寺林 智栄
刑事弁護. (61) [2010.春季]
中高年必携ノート(9)孤独死から万引き老人まで 悲しすぎる「老後難民」にならないために--急増する高齢の生活困窮者にならないために今すぐ行動したい5カ条!
Themis. 19(10) (通号 216) [2010.10]
高齢者による万引き事件を考える / 大島 忠郁
罪と罰. 47(1・2) (通号 185・186) [2010.3]
この人に聞く「被害4500億円」老後不安の高齢者、外国人の犯行激増! 「経営の脅威」万引犯罪の社会的対策を急げ / 福井 昂 ; 舘澤 貢次
ニューリーダー. 21(6) (通号 248) [2008.6]
ルポ 徘徊老人のセキュリティ対策--万引き防止機 特別養護老人ホームに普及 徘徊を閉じ込める事なく、気づかれずチェック (特集 高齢者とホームセキュリティ) / 社会福祉法人至誠学舎至誠ホーム ; 高千穂交易(株)
セキュリティ研究. (通号 6) [1999.01]
中高年必携ノート(9)孤独死から万引き老人まで 悲しすぎる「老後難民」にならないために--急増する高齢の生活困窮者にならないために今すぐ行動したい5カ条!
ルポ 徘徊老人のセキュリティ対策--万引き防止機 特別養護老人ホームに普及徘徊を閉じ込める事なく、気づかれずチェック (特集 高齢者とホームセキュリティ) / 社会福祉法人至誠学舎至誠ホーム ; 高千穂交易(株)
セキュリティ研究. (通号 6) [1999.01]
参考資料:NNNドキュメント取材班 著 , 日本テレビ放送網株式会社. 高齢初犯 : あなたが突然、犯罪者になる日. ポプラ社, 2014. (ポプラ新書 ; 040)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025696787-00, 9784591141632(※関連資料)
備考:・背景に「生活苦」「孤立」/高齢者の万引多発 四国新聞 2013/03/25
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20130325000178
※「・・・人口千人当たりの認知件数で全国ワースト上位が続く香川。・・・」
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徳川斉昭著『北方未来考』巻末の蝦夷地図を見たい。(茨城県立歴史館(閲覧室))
当館で所蔵している『北方未来考』は,和書《当館請求記号 和7/20》・図書《当館請求記号 K210.5/51》共に写で,いずれも絵図が省略されているものでした。
蝦夷古地図を集めた図書『蝦夷古地図』にも,『北方未来考』を出典とする蝦夷地図はありませんでした。
当館で所蔵している近世の蝦夷の絵図が出ている資料としては,下記の2点があります。
・『蝦夷古地図』《当館請求記号 210.5/64/10》
・『大日本近世史料 近藤重蔵蝦夷地図関係史料 付図』《当館請求記号 210.5/2/12-F》
また,北海道大学北方資料総合目録(http://www.lib.hokudai.ac.jp/hoppodb/ [last access 2014/11/07])でも蝦夷の地図をご覧になれます。
回答プロセス:(1) 当館所蔵の和書・図書を確認
・図書,和書ともに写のため,絵図については省略されている。
・『水戸学大系 5』《当館請求記号 K121.5/116/5》→抄録のため,絵図なし。
(2) 『国書総目録』を確認
写を茨城県立図書館所蔵とあり→県立図書館のOPACで検索
→所蔵なし(戦災で焼失),現在所有しているものは当館と同じ謄写版のもの
(3) 北海道大学北方資料総合目録,国会図書館サーチを検索
→該当資料なし
(4) 蝦夷の地図が掲載されている資料を確認
参考資料:『蝦夷古地図』(北方未公開古文書集成 第10巻) 寺沢一〔ほか〕編 叢文社 1979 《当館請求記号 210.5/64/10》,
参考資料:『大日本近世史料 近藤重蔵蝦夷地図関係史料 付図』 東京大学史料編纂所編・発行 1993 《当館請求記号 210.5/2/12-F》,
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水戸八景の紹介を見ると、鍛錬のために約30里(約110km)を踏破すると説明していますが、何日ぐらいで踏破するのでしょうか。(茨城県立歴史館(閲覧室))
『史跡めぐり水戸八景碑』のp.61に、水戸八景碑巡りについての記述が有ります。これによりますと、各所を巡った場合、当時の里程に換算すると約22~23里となり、水戸藩の青年武士達はこれを1日で踏破することで、足腰や健脚を競い合ったそうです。昔の人は歩くペースが速かったと思われますので、おおよそ12時間以内で巡れたのではないかとも書かれています。
また,『水戸八景』や「水戸八景覚書(一)」(『郷土文化 第45号』所収)では,一日を要してまたは一日で踏破との記述があります。
回答プロセス:(1) 当館DBで検索(検索語:「水戸八景」)
○『史跡めぐり水戸八景碑』
pp.61-63 一時間に一里半から二里位の速さで歩いたとすれば十二時間以内位で巡ることが出来たのではないかと書かれている。
×『水戸八景めぐり』 昭和51年11月7日に実施された水戸八景めぐり企画の日程等が書かれている。バスでの走行所要時間(目安)あり。
○『水戸八景』 水戸八景の概説と各場所の解説あり。
pp.10-14「水戸八景巡り」の中で,「全行程二二里余(約九〇キロメートル),一日を要して水戸八景巡りを終えた水戸藩士は・・・(略)」とある。
(2) 茨城県立図書館OPACで検索(検索語:「水戸八景」)
○「水戸八景覚書(一)」(『郷土文化 第45号』所収)
p.150 「八景を外廓線でつなぐと一巡約九一キロメートル,青年藩士が難行程ながら一日で踏破し,健脚を競った」とある。
(3) 書架より探す
×『水戸名勝記』 →pp.70-71 水戸八景の位置
×『茨城名勝志 全』 →pp.10-11 水戸八景の項目あり
×『写真で綴る文化史シリーズ1 茨城の文学碑』 →p.216- 水戸八景概説
参考資料:但野正弘 著 , 但野, 正弘, 1940-. 水戸八景碑 : 史跡めぐり. 水戸史学会, 1997.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002624007-00, 476460244X(当館請求記号 K291/44)
参考資料:堀口友一 著 , 堀口‖友一. 水戸八景. 崙書房出版茨城営業所, 1991.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I001119200-00, (当館請求記号 K291/39)
参考資料:茨城県郷土文化研究会 編 , 野上平(1936〜) , 菊池健晴 , 堀辺武 , 久野勝弥(1938〜) , 村内必典 , 白井光弘 , 高橋義恭 , 網代茂(1926〜) , 小林義忠 , 蓼沼香未由 , 古市巧 , 仲田安夫 , 佐藤次男(1931〜) , 茨城県郷土文化研究会. 郷土文化 第45号. 茨城県郷土文化研究会, 2004.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I016013117-00, (当館請求記号 ZK/3/45)
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先祖が下妻藩に仕えていた。下妻藩の分限帳のようなものはあるか?(茨城県立歴史館(閲覧室))
『下妻市史料 井上下妻藩関係』2~22の末尾に「御家中一覧」があります。図書館で所蔵している場合もありますので,ご相談ください。
回答プロセス:◯当館DBで「下妻藩」を検索
→その中から『下妻市史料 井上下妻藩関係』を発見。現物を見てみると2卷からの末尾に「御家中一覧」があり。
参考資料:『下妻市史料 井上下妻藩関係』2~22 下妻市史の会編 下妻市役所 昭和61(1986)-平成18(2006), (当館請求記号 K220/1/5-2~22)
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満蒙開拓青少年義勇軍内原訓練所で職員として勤務していた人がわかる資料について。(茨城県立歴史館(閲覧室))
以下の参考資料をご覧ください。
【満蒙開拓青少年義勇軍について詳しく書かれている資料】
・『内原町史 通史編』 ≪第7章 くわの戦士の訓練所≫p.965~
・『満州開拓と青少年義勇軍 -創設と訓練-』 ≪第2章 第6節 訓練所の職制と職員≫p.204~
→昭和14年・18年・19年の職員一覧が掲載されています。
【訓練所指導者の養成所についての資料】
・『満蒙開拓指導員養成所史-帒を負ふ-』p.361~ →昭和20年8月時点の名簿あり。
→「満蒙開拓幹部訓練所」または「満蒙開拓指導員養成所」について詳しく書かれており,義勇軍訓練所にて指導者であった人の場合はこちらの資料に名前が載っている可能性があります。
回答プロセス:(1) 満蒙開拓青少年義勇軍についての資料を確認
○『満州開拓と青少年義勇軍 -創設と訓練-』
△『内原町史 通史編』 → 概要を知る上ではわかりやすい。
×『茨城県終戦処理史』 茨城県民生部世話課編 茨城県 1972 ×『満洲開拓史』 満洲開拓史復刊委員会編 全国拓友協議会 1980 <334/2>
(2) 『満州開拓と青少年義勇軍 -創設と訓練-』や『内原町史 通史編』より「満蒙開拓幹部訓練所」「満蒙開拓指導員養成所」の存在がわかったので,当館DBにてそれぞれをキーワードに検索
→『満蒙開拓指導員養成所史-帒を負ふ-』のみヒット。当時の両所の職員氏名と指導員養成所の所生名簿(昭和20年8月現在)を確認。
参考資料:『満州開拓と青少年義勇軍 -創設と訓練-』 内原訓練所史跡保存会事務局編 内原訓練所史跡保存会 1998 <当館請求記号 K611.1/37>,
参考資料:『内原町史 通史編』 内原町史編さん委員会編 内原町 1996 <当館請求記号 K229/65/1>,
参考資料:『満蒙開拓指導員養成所史-帒を負ふ-』 満蒙開拓指導員養成所の教育と歴史編集刊行発起人会〔編〕 1995 <当館請求記号 K610.7/9>,
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「春霞 かすみの浦を 行舟の よそにもみえぬ 人をこひつつ」 藤原定家 この歌の出典を知りたい。(茨城県立歴史館(閲覧室))
「内裏名所百首」に載っています。
別名を「建保内裏名所百首和歌」「名所百首」と言い、建保3年(1215)に成立しました。
著者は順徳天皇,藤原定家,藤原家隆等です。
その後鎌倉時代の勅撰集である「新後撰和歌集」にも載せられました。
回答プロセス:◯インターネットヤフーで「春霞 かすみの浦を 行舟の よそにもみえぬ 人をこひつつ 定家」を検索
→ 定家全釈 内裏百首 恋その四 がヒット
http://yamatouta.asablo.jp/blog/?offset=530 [last access 2014/11/07]
※現在は項目なし[2014/11/07確認]
◯『國書総目録』第5巻 すーて (当館請求記号 025.1-(2)-5)で「内裏百首」を調べる
→ 「名所百首」を見よとあり 10項目先に「内裏名所百首」あり
『群書類従』和歌に所収
◯『國書総目録』第7巻 ふーよ (当館請求記号 025.1-(2)-7)で「名所百首」を調べる
→ 6項目ある中 別名「内裏百首」「定家名所百首和歌」あり。建保3年(1215)に成立。
成立年が同じことから、同じ物と判断(写本によって題が違うのだろう)
◯『群書類従』 和歌部の中から 「内裏名所百首」を探す
→ 第11輯(当館請求記号 081-1-11) p.267~「群書類従 巻百七十一 内裏名所百首」
p.284 「恋 霞浦」の部に上記和歌あり
◯『新編 国歌大観』で探す(県立図書館所蔵)
→ 第1巻 勅撰集編 歌集 p.404 〈県図 R911.1-94-1-1〉
新後撰和歌集 巻11 (宮内庁書陵部蔵 兼右筆 「二十一代集」)
789 名所百首歌たてまつりける時 前中納言定家 で上記和歌あり
◯国文学研究資料館「二十一代集」データベースで探す
→ 歌番号789
書名 新後撰和歌集
巻名 巻第十一
部立 恋歌一
詞書原表記 名所百首歌たてまつりける時
詞書かな標準化表記 めいしょひゃくしゅのうたたてまつりけるとき
和歌作者原表記 前中納言定家
和歌作者標準化表記 定家
和歌原表記 春霞/かすみの浦を/行舟の/よそにもみえぬ/人をこひつゝ
和歌かな標準化表記 はるかすみ/かすみのうらを/ゆくふねの/よそにもみえぬ/ひとをこひつつ
*画像もあり
http://base1.nijl.ac.jp/infolib/meta_pub/CsvSearch.cgi?DEF_XSL=default&SUM_KIND=CsvSummary&SUM_NUMBER=20&META_KIND=NOFRAME&IS_KIND=CsvDetail&IS_SCH=CSV&IS_STYLE=&IS_TYPE=csv&DB_ID=G003783121dai&GRP_ID=G0037831&IS_START=1&IS_EXTSCH=&IS_TAG_S1=SearchData&IS_KEY_S1=%E6%98%A5%E9%9C%9E&IS_ADDSCH_CNT=1&IS_REG_A1=default&IS_LGC_A1=AND&IS_TAG_A1=SearchData&IS_KEY_A1=%E6%98%A5%E9%9C%9E%E3%80%80%E3%81%8B%E3%81%99%E3%81%BF%E3%81%AE%E6%B5%A6&IS_NUMBER=1 [last access 2014/11/07]
参考資料:国書総目録 第5巻 (すーて) 補訂版. 岩波書店, 1990.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002045672-00, 4000086057(当館請求記号 025.1-(2)-5)
参考資料:塙保己一/編. 群書類従 第十一輯. 続群書類従完成会, 1959.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000565042-00, (当館請求記号 081-1-11)
参考資料:「新編国歌大観」編集委員会 編. 新編国歌大観 第1巻 (勅撰集編). 角川書店, 1983.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001605755-00,
照会先:茨城県立図書館
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「江戸御分限帳」(土浦藩)を翻刻したもので読めるものはないか。(茨城県立歴史館(閲覧室))
『茨城県史料 近世政治編Ⅲ』に「天保一四年江戸分限帳」(p78-)という項目があり,その中で当館所蔵の「江戸御分限帳 二巻(欠壱)」を翻刻したものが載っています。こちらをご覧ください。
回答プロセス:(1) 当館DBで検索 (検索語:「江戸」and「分限帳」)
→古文書では①『江戸御分限帳 二巻(欠壱)』<長島(照)家史料/806>が,図書では②『茨城県史料 近世政治編Ⅲ』(茨城県立歴史館編 1992)がヒット。
(2) ②の図書を確認
→p78~の「天保一四年江戸分限帳」の項目の中で①を翻刻したものが掲載されている。
事前調査事項:当館ホームページで「江戸御分限帳」があるのを知った。
参考資料:茨城県立歴史館 編. 茨城県史料 近世政治編 3. 茨城県, 1995.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002415442-00, (当館請求記号 K210.08/9/5-3)
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