・できるまで図鑑 3巻 ふしぎ発見 調味料 アリス館 1994.4
※作り方の掲載あり。
・ふるさとの味 香川の食文化
p.34-37 白下糖・讃岐和三盆糖 ※写真入でまとまっているが、漢字が多く、大人向け。
・ふるさと歴史見つけた!
p.26-27 ふるさとの伝統産業-砂糖づくり ※児童・生徒の社会科教材用。貸出された。
・伝承写真館 日本の食文化10 四国
p.64「さぬきの和三盆糖」で製法が簡単に紹介されている。
・讃岐の手仕事 写真集 讃岐写真作家の会/編 讃岐写真作家の会 1974.11
p.64-65「三盆糖(安川満俊)」※簡単な作業工程の説明と作業風景の写真あり
・ふるさと香川 みどり・うるおい・にぎわい 中学校 香川県ふるさと教材作成委員会/〔編〕香川県教育委員会2005.3K375.3
※p.49「伝統的な「和三盆糖」づくり」
次のURLでも同じ情報が確認できる。
http://www.pref.kagawa.jp/kenkyoui/gimu/gimu/furusato/kagawa/n_pdf/44_53.pdf
(09/1/7 追記)
一般向けだが、参考になる記述が含まれる。
・砂糖の文化誌 日本人と砂糖 伊藤汎/監修 八坂書房 2008.12
p.23「讃岐国三盆糖製造之図(一立斎広重『大日本物産図会』1877より)」有。
p.118和三盆の説明あり。
p.260「図2 さとうきびの加工法」に和三盆含まれる。p.262に少しだけ説明あり。
*
また、羽根さぬき本舗ー三谷製糖ーのホームページに
次の情報あり。
・「和三盆とは 、讃岐、和三盆の来歴」
http://www.wasanbon.com/shop/wasanbontoha.html
このサイトに次のような情報あり。
「和三盆とは
天皇陛下御買上之光栄
宮内庁献上之光栄
明治神宮全国特産物御奉献
重要有形民俗文化財指定第157号
登録有形文化財指定題37-0127~9号
全国菓子大博覧会名誉総裁賞]
「「讃岐、和三盆の来歴
砂糖は、当時日本では薩摩の黒糖しかなく、八代将軍吉宗が糖業を奨励した事により高松藩主、松平頼恭が平賀源内に命じて砂糖づくりを研究させました。しかしサトウキビの栽培はできても、なかなか製糖法を完成させることはできませんでした。苦心の末、「雪のように白くて味もよい、舶来品よりもすぐれている」 という評判の高い白砂糖づくりを成功させたのは、池田玄丈の弟子、向山周慶(1747~1819)です。
周慶の苦心を伝えるエピソードもたくさん残っています。
京都で知りあった薩摩から医学の勉強に来ていた学生から砂糖づくりの方法を教えてもらった話とか、また四国遍路の途中で急病にかかって苦しんでいた薩摩の関良助を助けたところ、恩義を感じた良助が死罪を覚悟で国禁の砂糖キビの苗を持ちだし、周慶のもとへとどけ、砂糖きびが讃岐の国に根づいたと伝えられています。
周慶と良助は今も大川郡白鳥町と高松市松島町に一字づつ取って名づけられた向良神社にまつられています。」
・「和三盆の製法」
http://www.wasanbon.com/shop/seihou.html
・和三盆糖の原料、サトウキビ刈り取り-東かがわ(四国新聞) 2006/12/14 09:29
http://news.shikoku-np.co.jp/kagawa/locality/200612/20061214000127.htm
※記事中に次のような記述あり。
「高級和菓子やお茶請けに欠かせない和三盆は、現在も市内二カ所で生産が引き継がれている。手作業での製造の場合、作業は刈り取ったサトウキビを絞る「キビじめ」から始まる。次に絞った汁を釜に入れて灰汁(あく)を取り除いて煮詰め、上澄み液だけをさらに煮詰めて冷やすことで白下糖を生成する。
このあと熟練の職人が、砂糖の結晶を丸くするための「研ぎ」と呼ぶ作業工程に移る。「和三盆」とは、お盆の上で三度研ぐことに由来する。完成した和三盆は木型で型抜き、季節毎や用途に合わせてさまざまにかたどられて、店頭に並ぶ。」
・200年の伝統守り続けて/白下糖づくり始まる(四国新聞) 2008/12/08
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20081208000251&ref=rss※記事中に次のような記述あり。
「 白下糖づくりは冷え込みが厳しくなる12月初旬から毎年始まる。午前5時すぎからサトウキビの絞り汁を大釜で煮込み灰汁(あく)を抜いた後、カキ殻粉を入れて中和。さらに煮詰めて素焼きのつぼで自然冷却すると、くせのない優しい甘さに仕上がるという。」
・自作のサトウキビ700キロ収穫/白鳥小児童 2008/12/24 09:30
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/article.aspx?id=20081224000071&ref=rss
※次の記述あり。
「・・・ 古里を知る体験学習の一環として、10年余り前から4年生が栽培を引き継いでおり、テーマは地場産業の「和三盆」。地元農家の指導で児童らが水やりや草抜きなどの世話を続けてきた。」
(調べ学習)
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