「スカタン」とは『播磨方言拾[テツ]』(松本多喜雄 著 昭和58年)p141によると「期待外れ、見当違い、とんちんかん、失敗。当てが外れるのをスカタンクラウと言う。」とある。『明石の方言』(笹井次郎 著 昭和41年)p70では「からっぽ、籤が当たらないこと」とあり、『兵庫県ことば読本』(兵庫県高等学校教育研究会国語部会 平成15年)p73に「クジオ 何遍(ナンベン)引イテモ スカタンバッカリヤ。」と会話体の用例が掲載されている。
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