『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「三月二十七日」で、概要は「五神座講神事。祭礼には大神社・弁水神部・田楽・星生・新幣の五神座がある。各座を講と称する。祭礼の三日前。各講当人は麻裃を着て、板御幣(春日神幣)を家に奉迎して、祭礼当日まで床上に奉置する。当日、議員は新幣を裁ち、干柿・勝栗・鏡餅を神供とする。渡御は当人が板御幣を奉持して、神供は花神子(現在は当人の親戚)が頭上に頂いて行列する。祭典終了後、各講は境内に定紋の幕を張って酒宴を催す。」とあります。
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