『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「五月四日午後二時、五日午前十時から午後五時まで」で、概要は「古くは四月八日に行われた。甲冑に身を固めた子供武者が背に造り花を背負い、官女(十二歳の少女)、その他八十余人の若衆による神輿渡御が行われる。境内では天狗・獅子・尉と姥の還御の神事、神輿堂にはツツジなど供花がある。祭りの後は最近まで仏厳寺山登りの習俗があった。これらは田植え前の早乙女の姿、春田打の形を残したものであろう。」とあります。
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