『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「昭和五十年以降は四月二十九日」で、概要は「天照大神を祀る坂田神明宮は、享保十八年(一七三三)彦根藩主の井伊直惟によって造営された。宇賀野の蹴り奴振りは、足をはね上げる所作に特徴があるが、これは直惟が参詣した際の行列の様子を模倣したものといわれる。大正六年に道具・衣装をつくり、五月一日、春の例祭に始まった。昭和五十七年以降は、青年団が奴振りを行っていたが、昭和六十年に保存会が発足し、現在に至っている。」とあります。
↧