『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「七月の終わり頃」で、概要は「夕方六時頃から丹生神社の前に各人が松明を持って集まる。虫送りの開始をつげる鐘の後、神主の祝詞・おはらいがなされ、神主・総代の持つ御幣を先頭に行列が出発。行列の途中、太鼓を打ちつつ唱え言をする。高時川沿いに南下し、二組に分かれる。定められた場所に着くと御幣を立て、総代が般若心経を読誦、松明が燃え尽きると、夜虫送りは終了する。」とあります。
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