『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「四月二十二日午前十時」で、概要は「お稚児さん(女子)二人と共に唐櫃に御幣を立て、その中には白ムシ・栗・がやの実・えび等七種をツトに包んだものが入れてあり、それを稚児の付添い人が頭に載せ、太鼓を先頭に行列をつくって神社に参る。祭典中、稚児はその御幣を持って浜床にはべる。なお当日の神饌物にはウグイ(琵琶湖の魚)の熟鮨七匹をそえる。」とあります。
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