『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月十三日(もとは一月十三日)」で、概要は「明喜神社には、左・右・中座と三座があり、そのなかから各一名、トウヤを出して、おこないをする。前日、餅つきをし、六メートル余の松にお鏡をくくりつけるほか笹餅もつくる。また左右両座は、生御膳とよばれる神饌をつくる。本日には、松をかついで、エトエトと唱えつつ村内を練り歩いたのち、本殿に供える。午後からは、各座でトウワタシののち、左座のみが再び松をかついで村内を練り歩く。」とあります。
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