『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月十七日から十九日まで」で、概要は「祭神坂上大宿禰田村麻呂は、勅命を奉じて鈴鹿山中にて東海道を通行する旅人を悩ます悪鬼(山賊)を平定し平安を取り戻したという。しかしその後も、五穀は豊熟せず疫病が流行したため、弘仁三年(八一二)に厄除大祭を斎行すると、霊験が速やかに現れたと伝える。以降、現在に至るまで厄除けの大神として広く信仰されている。」とあります。
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