『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月四日午後一時から六時まで」で、概要は「弓始祭。現在の形になったのは明治初期。本郷外から籤で選ばれた、お参り・おかげの二戸に組人が集まり、餅を搗き神輿に飾る。餅形は平餅・サンダワラ形。社参は裃を着用し、御幣を持ち餅御輿を従える。境内に祭馬をつくり、宮司が梅ノ木の矢・女竹の弓を三本射る。的に当たれば豊饒になるといわれ、村人は喜んで、新年の挨拶をする。」とあります。
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