『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「六月二十九日から三十日まで」で、概要は「天智天皇の時代、本社が犬上・愛知・蒲生・神崎四郡の祓殿と称した頃、毎年六月晦日に大祓会を催したのが始まりという。現在でも、祭りには茅の輪を設けるところから、夏越しの祓いが、そのまま荒神山(こうじんやま)神社の大祭となったと思われる。当日の行事としては、本社が火の神を祀るところから、満三歳までの幼児を対象とする神楽の奉納があり、これを受けると将来、火難から免れられるという。」とあります。
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