『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月三日・九月九日」で、概要は「氏子の若衆ら十一名が神饌を調理し、神前に供える儀式。年二回行われ、なますえ神事ともいう、当日は早朝から御供蒸し(五升)が社務所で始められ、潔斎をした若衆は素襖を着て調理にかかる。御神酒注ぎ→むすび(御供を円錐形状に仕立てる)→下まな(するめ・かます等を刻む)→上まな(大根・昆布等を刻む)→まなすえ(鮒鮨と俎板を据える)→本まな(鮒鮨調理)と進む。この間は終始無言。」とあります。
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